「宗教者が現実の壁に突き当たり、懊悩の果てに生み出された宗教観とは何か。」というテーマで、東日本大震災、釜ヶ崎、刑務所教誨、伊豆大島土砂災害、広島原爆の5つのテーマで、対談形式で著されています。
片山住職は東日本大震災について、著者の石井光太さんと対談をした様子が収録されています。
石井光太(いしいこうた)
1977年、東京生まれ。国内外の貧困、医療、戦争、災害、事件など幅広いテーマで執筆。アジアの障害者や物乞いを追った「物乞う仏陀」でデビュー。「神の棄てた裸体」「絶対貧困」「レンタルチャイルド」「地を這う祈り」等の海外ルポの他、東日本大震災の釜石市の遺体安置所を描いた「遺体」、ノンフィクションの30年史をまとめた「ノンフィクション新世紀」、ハンセン病患者の四国遍路を題材にした小説「蛍の森」、戦災孤児のその後を追い証言を集めた「浮浪児1945ー」など多数。
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