地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2017年5月5日金曜日

本日の地福寺(2017年5月5日、晴れ)


今日の地福寺周辺は晴れ、春の大型連休はまさに絶好の行楽日和となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。片山住職は今日は終日、おつとめで出かけております。境内では春の陽気を喜ぶように、雀たちが屋根の上でさえずっています。


寺務所の目の前の桜はまだ少しだけ花を付けています。枝の先端に残った桜を撮影しようとしたら、初夏の青空が背景となりました。春と夏の境目といいますか、この時期独特の光景です。


岩井崎のほうに目を遣ると、今日は流石にトラックの往来はありません。波も落ち着いているように見え、こちらも連休、といった風情でしょうか。


地福寺のホームページに掲載する話題がないか、と花園会館を眺めていると、絵付けのだるまがありました。かなり力の入った、劇画調のだるまですね。地福寺でだるまの絵付け体験をしていただいたかたも多いと思いますが、どのだるまもみな表情が違っておもしろいものです。片山住職が描いただるまも、そのときの気持ちなどによるのでしょうか、どれも表情が違っています。地福寺にお越しの折には、花園会館にあるだるまたちにも、ぜひ注目してみてください。


「めげない にげない くじけない」という言葉は、2011年3月11日の東日本大震災の後に生まれました。この言葉と一緒に描かれただるまの表情は、それは厳しい表情をしていました。

そんな東日本大震災から時間が経ち、もちろん忘れてはいけませんが、色々な気持ちになる日があります。上の掛け軸のお地蔵さんの表情はとても柔らかいですが、絵付けのだるまの表情も様々です。



ところで、地福寺でお求めいただけるおみやげ品に、「めげまい にげ米 くじけまい」というお米があります。このだるまは、どんなことを思っているのでしょうか。

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