あの大震災から3年・・・
東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市地福寺のお地蔵さん(本尊延命地蔵菩薩坐像)に回向院にお越しいただき、亡くなられた多くの方々のご供養と被災地の復興を祈ります。出開帳は、回向院で江戸時代から続く行事で、「平成の出開帳」は昨年5月の信州善光寺の出開帳に続き、2回目になります。「お地蔵さんとの結縁により復興の光」を届けたいという想いを込めて、「復 "幸" 支 "縁"」として収益を全て被災地支援に充てる予定です。(パンフレットより)
- 日時:11月8日(土)〜24日(月)、10時〜17時
- 場所:回向院(東京都墨田区両国2-8-10)
- 主催:回向院、地福寺
- 共催:漫画家による仏の世界展実行委員会
- お問い合わせ先:回向院
会期中は毎日様々な催しが行われます。気仙沼に関するものをご紹介させていただきますと、
- 11月9日(日)、16日(日)、23日(日)節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)
「被災地気仙沼から発信。励ましと慈しみの節語りと音楽で、未来への光をさししめす。」国際的ジャズドラマーであるバイソン片山の実兄・片山秀光和尚率いる唄と語りの説法グループ「カッサパ(三迦葉)」のライブ。故郷の人々を励まし続け、被災された人々を慈しみ一日も早い復興をとの想いを世に発信していかなければならないと活動を再開しました。禅の教えを元にした法話と音楽で、被災地の現実を語り唄う「語り部」として全国行脚を続けています。
- 11月8日(土)気仙沼の郷土芸能「明戸虎舞打ちばやし」
出開帳とともに、被災地・気仙沼から地元の郷土芸能「明戸虎舞打ちばやし」がやってきます。明治29年の三陸地震の大津波によって、この芸能が伝えられる明戸地区は全滅しましたが、悲しみを乗り越えて、伝えられている浜の民俗芸能です。伝統を踏まえ、創意工夫による「虎舞」は、その後、怒涛の「太鼓と手踊り」が一体となり、荒波のうねりにも似た勇壮独特なものとなり、災いをねじ伏せる、吉祥の虎として、各種行事で上演されています。
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