(三陸新報:10月23日2面より)
自分見つめ心身整えて - 地福寺で研修会
気仙沼市波路上牧の地福寺で20日、臨済宗妙心寺派の宮城福島教区第1部花園会(古山義光支所長)による研修会が開かれた。
所属寺院の住職や総代など120人が参加。「般若心経」の唱和に続き、大本山妙心寺派高等布教師で広島県・鳳源寺の和田牧生住職が「信〜何を信じるのか〜」と題して講話した。
和田住職は「『信』という文字を見て浮かぶのは、自身の外側にあるものを信じる『信仰』と、内側にあるものを信じる『信心』の二つ」と前置き。
信心については、親元を離れて小僧になった中学生時代の経験として、学校では小僧であることを恥ずかしがっていたが、クラスメートの親族の法事でお経を読み、学校で感謝されたエピソードを紹介した。
「小僧という立場を自然と受け入れられ、自分を信じられるようになった。日常の中でも周りに左右されず、自分を見つめやすい環境で心身を整えることが大切」などと説いた。
地福寺の本堂には地福寺の檀信徒や宮城福島教区の役員様がた120名ほどがいらっしゃり、講話に熱心に耳を傾けていました。
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