(中日新聞)俳句大会や演奏 風情感じる夕べ 奥山方広寺
第十回奥山方広寺観月の夕べが22日、浜松市北区引佐町の同寺で開かれた。
秋の風情を感じながら一句を詠む俳句大会の部には、俳句結社の代表者や俳句愛好家ら約250人が参加。元文部大臣で俳人の有馬朗人さんが「浜松と俳句」をテーマに講演をした。
東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市から音楽を通して被災体験を伝えようと、全国行脚を続ける音楽説法グループ「カッサパ」の演奏が本堂で披露された。
(静岡新聞)震災体験を歌と楽器演奏で表現 北区で観月の夕べ
浜松市北区引佐町の方広寺でこのほど、月夜に芸術をたしなむイベント「観月の夕べ」が開かれた。宮城県気仙沼市の音楽説法グループ「カッサパ」が歌と楽器演奏で東日本大震災の被災体験を表現した。
気仙沼市の地福寺の片山秀光和尚がボーカルを務める5人組のグループ。片山和尚は津軽三味線やキーボードの音に乗せて、街を襲った津波の脅威、寒さに耐えた避難生活、家族を亡くした被災者の思いを歌った。
片山和尚は毎朝、震災の犠牲者の写真を本堂に並べて供養しているという。「悲しみを人に代わってもらうことはできないが、大勢のボランティアが分かち合ってくれた」と全国からの支援に感謝の言葉を述べた。
境内では呈茶や手筒花火の奉納も行われた。
ご来場の方からの反響も、たくさん頂いております。あるかたは、「東日本大震災の様子がありありとわかり、悲惨な状態を感じとり、涙がこぼれました。たいへん珍しい演奏に境内も盛りあがりました。ずっと語り継いでいって頂きたいと思います。」とおっしゃっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿