地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2014年7月28日月曜日

今日の地福寺

先週まではとても暑い日が続いていましたが、地福寺は昨日から風が涼しく、とても過ごしやすい気候です。
蜻蛉が飛んでいるのも見受けられ、お盆の時期が近づいてきているのがわかります。

東日本大震災 被災物故者慰霊碑
海の生きもの供養堂
海の生きもの供養の碑




地福寺では、お盆行事をご案内しています。詳しくは平成26年度 地福寺 お盆行事のご案内をご確認下さい。
お盆行事のご案内、クリックすると詳細の記事にリンクします

8月2〜3日 気仙沼みなとまつり

 8月2日、3日は気仙沼みなとまつり!

音楽説法グループ カッサパ(三迦葉)でもおなじみの、バイソン片山率いるバイソンバンドによる「はまらいんや」の演奏、そして「バイソン連」の群舞もぜひお楽しみ下さい♪

7月29日19:00〜バイソン連のリハーサルを地福寺で予定しています。

7月25日 神戸の森を整備していただきました

地福寺の近くには、10人のいのちをつないだケヤキがありますが、そのすぐ近くに神戸市立玉津中学校の皆さんが植えてくださった、神戸の森があります。

7月25日、イオンのボランティアグループの皆さんが来訪され、この神戸の森の草刈り、整備作業をして下さいました。

地福寺周辺には、東日本大震災の遺構と、震災以後、皆で作り上げてきた場所がたくさんあります。岩井崎にお越しの際には地福寺にお立ち寄り頂き、周辺を散策して頂ければと思います。地福寺の周辺について詳しくは、東日本大震災遺構の提案「波路上地区一帯を遺構に」を御覧ください。

2014年7月25日金曜日

今年の団扇ができました

達磨の表情が、今年は少しにこやかになりました
埼玉県の東栄寺さんから、今年も団扇を頂戴いたしました。今年は達磨の表情も幾分にこやかになっています。

お盆の行事にて見かける機会があるかと思います。

「めげない にげない くじけない」今後とも皆で進んでまいりましょう。
埼玉県の東栄寺さんに作成して頂きました

8月16日 送り火の集い

写真は昨年の様子です
8月16日(土)午後19時〜、地福寺境内にて「送り火の集い」を開催致します。

ともしびプロジェクトによりライトアップされた枯山水の幽玄な雰囲気のなか、フルートとピアノによる音楽演奏と、能「羽衣」(能楽の心と癒やしプロジェクト)を皆で鑑賞し、送り火のおつとめをいたしましょう。

送り火の集いでは住職方読経の中、精霊を送ります。お盆旗や古いお札、古い塔婆などをお焚き上げしますので、お焚き上げ料(千円)を添えてお申し出下さい。


写真は昨年の様子です

8月14〜17日 ヒロシマ/波路上 苦難を味わった地蔵 清水顕 写真展

8月14日(木)〜17日(日)、地福寺にて「ヒロシマ/波路上 苦難を味わった地蔵 清水顕 写真展」を開催いたします。展示会の詳細については地福寺(0226-27-2163)までお問い合わせ下さい。

「ヒロシマ/波路上 苦難を味わった地蔵 清水顕 写真展」

1945年8月6日午前8時15分、アメリカのB29爆撃機により投下された一発の原子爆弾で、広島は一瞬にして灰燼と化しました。数千度の熱線で灼かれ、75年は草木も生えぬと言われましたが、あれから69年、広島は立派に蘇っています。一家全滅で無縁となったお墓や散乱した墓石はきれいに整えられ、今も誰かが花を手向け、また誰かが香をともしている風景があります。人々は砕け散った地蔵を寄せ集めて修復し、守り続けて来ました。

しかし、守っていたついもりの被爆地蔵ですが、実はこの物言わぬ証言者達に、私たちはじっと見守られていたのではないかと思います。

また、2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震と大津波により、根こそぎ破壊され多くの尊い命が失われました。この地の地蔵尊も誠に痛ましい姿に変わり果てています。

苦しみや悲しみを全て受けとめて、町のそこかしこに黙って佇んでいるお地蔵さん。この、共に苦難を味わったお地蔵さんの導きで、ここにご縁を深めたいと思います。

合掌
撮影・制作  清水 顕

8月23〜24日 歌手のしらいみちよさんのコンサート

左の青枠は大谷海岸花火まつりの情報です
8月23〜24日、歌手のしらいみちよさんが気仙沼に来訪され、コンサートが開かれます。

8月23日には道の駅大谷海岸で開催される第3回 大谷海岸花火まつりにて、8月24日にははまなすホールにて「しらいみちよ 第3回 ハートtoハート サマーコンサート」が開催されます。

この記事ではしらいみちよさんのプロフィールをご紹介します。

しらいみちよ(歌手)

風の盆(富山県八尾町の祭り)に出会って以来、日本の「静」にこだわり続け独自のジャンル「音風流」を確立する。音風流とは日本のわび・さびを音で表現したものである。

人と自然との共生、調和をテーマにコンサート活動と植樹活動を続けている 異色のシンガー。日中友好砂漠緑化協会理事を務め、世界自然遺産会議、東アジア国立公園湿地保護会議など環境をテーマにしたイベントにも多数参加。

S.スピルバーグ率いるドリームワークス制作のアニメ映画「プリンスオブエジプト」の シンガーに選ばれる。

  • 2005年1月17日、神戸市で行われた阪神・淡路大震災追悼式で追悼曲として「想春」が選ばれ献唱した

  • 1995年 西別川源流コンサート&植樹祭

  • 1996年~西別川流域コンサート&シマフクロウの森百年事業植樹祭(5万本)

  • 摩周水環境フォーラム パネリスト&コンサート

  • 東アジア国立公園湿地保護会議、PELA環境国際会議参加

  • 富士川フォーラム(山梨)巨木フォーラム(屋久島)コンサート

  • 1998年 第40回自然公園大会イメージソング制作&コンサート

  • 1998年~阪神・淡路大震災でなくなられた尊い命の鎮魂のため、桜並木を作り続けている(レクイエムロード)

  • 2005年 目標の6500本目の桜を神戸市に植樹。現在も続く

  • 1999年 森林へおいでよライブ&トーク(林野庁)

  • 森林文化シンポジウム(滋賀県朽木村)パネリスト

  • シンフォニーオブテラ(地球の交響曲)in 鳥取,高知。企画・構成・解説に東海大学教授の坂田俊文先生

  • 2000年 世界自然遺産会議環境コンサート(鹿児島)&前夜祭(屋久島)

  • 日中友好砂漠緑化植樹&コンサート in クブチ砂漠(中国)

  • 2001年 シンフォニー・オブ・テラ(地球の交響曲)in 熊本

  • 美しき地球のしらべコンサート&世界湖沼会議(滋賀県)

  • 2001年~2006年 悠久の森・白神フェスティバルテーマソング&植樹

  • 2002年 全国ボランティアフェスティバルにて「歓迎の歌」in 山梨

  • シンフォニー・オブ・テラ(地球の交響曲)in 静岡

  • 女川に菜の花油の灯をともす会(金沢)植樹&コンサート(現在も続く)

  • 2004年 山梨子育て支援テーマソング制作&コンサート

  • 2005年 愛知万博 ざぶん賞コンサート(5月5日) 山梨の日コンサート(7月20日)

  • 神戸市阪神淡路大震災追悼式にて「想春」を献唄

  • 2006年 Mt.富士ヒル・クライムにてコンサート&植樹祭

  • 国際ソロプチミスト日本財団より環境貢献賞受賞

  • 2007年3月21日 神戸の希望の灯りを全国(約1000人)に呼びかけ、一斉に灯す。

  • 2008年3月20日 1,17希望の灯りを海から山へ(摩耶山春山開きの護摩炊きに点灯)

  • 2008年6月~ムササビサーカスサークルを立ち上げ、ムササビの森作りを始める

  • 2009年3月~毎年 レクイエムロード音楽祭を神戸市灘区にて行う

  • 2009年6月 ムササビのえさ場の森作り植樹祭開催。柿の木やドングリなど植樹。

  • 2009年8月 ボランティアフォ-ラムに子供たちと出演。ムササビのメッセージを送る

  • 2010年3月 ムササビのえさ場の森作り植樹祭開催。コリドーの為のケヤキの大木移植

  • 2011年3月 ボランティアソング制作。東日本大震災チャリティコンサート各地で開催

  • しらいみちよ ホームページ「千客万来」

    アントニオ猪木さんが来訪されました

    地福寺の近く、岩井崎の手前にあります「海の殉難者慰霊塔」を参議院議員で元プロレスラーのアントニオ猪木さんと、ウルトラヒーローショー、LGFプロレスのご一行が拝塔され、東日本大震災の犠牲者へ献花し、香を焚き冥福を祈念してくださいました。

    この海の殉難者慰霊塔は、昭和49年に気仙沼魚市場でプロレス興行をを行ったアントニオ猪木さんがその収益150万円を寄贈してくださり、その資金をもとに建立された経緯があります。

    大津波がこの慰霊塔の高さまで押し寄せたという片山和尚の説明を聞いたアントニオ猪木さんは絶句され、「元気ですかー!」と被災地にエールを送って下さいました。

    7月24日、気仙沼市総合体育館にて開催「元気まつり2014」の試合結果はこちらから

    ボブ・サップ選手と

    天皇陛下巡幸啓

    いのりの広場のお地蔵さんも、日の丸を掲げてお迎えしました
    天皇皇后両陛下が南三陸から岩井崎、階上、気仙沼へ巡幸啓されました。

    地福寺の前をお通りになり、岩井崎をご覧になったそうです。皆で日の丸を振ってお出迎えしました。
    地福寺の前でお出迎えしました

    2014年7月18日金曜日

    8月23日 第3回大谷海岸花火まつり 24日 しらいみちよ 第3回ハートtoハート サマーコンサート


    8月23日、道の駅大谷海岸にて、第3回大谷海岸花火まつりが開催されます。

    19時45分〜 花火師、斉木智・多杉しのぶ(株式会社マルゴー山梨県市川大門)による、500発15分間の花火が打ち上げられます(雨天決行)。

    また、花火を彩るライブイベント、楽しい屋台村も同時開催されますので、ぜひおでかけ下さい。

    • 第3回 大谷海岸花火まつり
    • 日付:8月23日(土)
    • 会場:道の駅大谷海岸
    • 屋台村(17:30スタート):焼きそば、フランクフルト、かき氷、蛍光バー、くじ引き、ドリンク
    • 道の駅:冷たいビール、ドリンク
    • イベント(17:30スタート)打ち囃子、SCK GIRLS、神戸市立多聞東中学校吹奏楽部・合唱部、金沢ジュニアジャズオーケストラ JAZZ-21、しらいみちよ(ボーカル)、大徳俊幸(ピアノ)坂井紅介(ベース)岡部洋一(パーカッション)
    • 19:45〜鎮魂と希望の花火打ち上げ(500発15分の予定、雨天決行)
    また、翌24日(日)は、はまなすホールにて「しらいみちよ 第3回ハートtoハート サマーコンサート」が開催されます。
    今年もたくさんの仲間たちとともに気仙沼に向かいます。
    最高の音楽を届けられるよう皆で頑張りますので、どうか楽しみにしていて下さい。
    初の演歌「大谷の海に泣く千鳥」「のんでもいいかな」新曲発表です。乞うご期待!
    しらいみちよ

    • しらいみちよ 第3回ハートtoハート サマーコンサート
    • 2014年8月24日(日)会場16:00 開演16:30
    • チケット 1,000円(花火協力金含む)
    • 巨峰をもれなくプレゼント 

    平成26年度 地福寺 お盆行事のご案内

    平成26年度 地福寺 お盆行事のご案内

    新盆供養

    • 8月7日(木)午前11時〜 地福寺本堂にて
    去年のお盆の後から今年のお盆前に亡くなられた方々の初盆のお勤めです。

    迎え火の集い

    • 8月13日(水)午後19時〜 本堂、境内にて(自由参拝)

    先祖盆供養・平和観音供養

    • 8月15日(金)午前11時〜 地福寺本堂にて
    各家の先祖盆供養と平和観音戦死病没者のご供養です。
    供養会の後、塔婆、お札をお渡しします。

    おてらまいり

    • 8月16日(土)終日
    本堂に自由参拝して頂いた後、本山や教区からの会報をお渡しします。

    送り火の集い

    石庭・境内の周辺に灯りがともされ、能楽師が幽玄な舞を演舞し、住職方読経の中、精霊を送ります。お盆旗や古いお札、古い塔婆などをお焚き上げしますので、お焚き上げ料(千円)を添えてお申し出下さい。

    不明の所は地福寺か寺役員にお尋ねください。

    臨済宗妙心寺派愛宕山 地福寺 宮城県気仙沼市波路上牧四十四

    11月8日〜24日 東日本大震災復”幸”支”縁” 地福寺出開帳 両国回向院

    今年、平成26年11月8日(土)〜24日(月)まで、両国回向院(JR総武線両国駅西口より徒歩3分)にて、東日本大震災復”幸”支”縁” 地福寺出開帳 両国回向院が行われます。

    地福寺の住職に背負われ、津波から逃れたお地蔵さんの出開帳(でがいちょう。寺院の本尊を、その寺院以外の場所に出張して展示すること)が行われます。初日の11月8日には気仙沼から明渡虎舞打ちばやしが披露される予定です。



    また、同時開催で「両国まるごと気仙沼ふぇすた」が開催されます。気仙沼の物産市です。土日・祝日には浜焼きも開催するそうで、こちらもぜひお楽しみに。さらに、先日ご案内させていただきましたが、地福寺の片山住職率いる音楽説法グループ カッサパ(三迦葉)の公演も予定しております。

    この秋、気仙沼のお地蔵さんが両国にやってきます!

    東日本大震災で大きな津波被害を受けた気仙沼市波路上地区。住職に背負われ、津波から逃れたお地蔵さんの出開帳が両国回向院で行われます。復幸支縁はまだ終わっていません。被災地に想いを馳せ、生命を見つめなおすこと。想いと祈りを届けましょう。

    • 東日本大震災復”幸”支”縁” 地福寺出開帳 両国回向院
    • 日時:平成26年11月8日(土)〜24日(月)10時〜17時
    • 場所:両国回向院
    • 同時開催:両国まるごと気仙沼ふぇすた(気仙沼の物産市)

    2014年7月11日金曜日

    7月12日 海、みらい!防災女性学習会

     7月12日 土曜日、本吉町体育館 2F研修室にて、「海、みらい!防災女性学習会」が開催されます。

    普段着でいいですから、こどもだづいでもいいがら、勇気を出して、おぢゃっこ飲みに来てみでください!と、気軽な来場を呼び掛けています。是非お出かけください。

    海、みらい!防災女性学習会 ~「みらい」は「未来」 「みらい!」は「見て!」~



  • 7月12日(土)午後2時~4時 本吉町体育館 2F研修室



  • 主催:「海、みらい!」



  • 後援:気仙沼市/三陸新報社



  • 8月14日〜「苦難を味わわれた地蔵尊」写真展


    8月14日〜、地福寺では写真家 清水顕氏による「苦難を味わわれた地蔵尊」写真展を開催いたします。

    「苦難を味わわれた地蔵尊」写真展

    1945年8月6日午前8時15分、アメリカのB29爆撃機により投下された一発の原子爆弾で、広島は一瞬にして灰燼と化しました。数千度の熱線で灼かれ、75年は草木も生えぬと言われましたが、あれから69年、広島は立派に蘇っています。一家全滅で無縁となったお墓や散乱した墓石はきれいに整えられ、今も誰かが花を手向け、また誰かが香をともしている風景があります。人々は砕け散った地蔵を寄せ集めて修復し、守り続けて来ました。

    しかし、守っていたついもりの被爆地蔵ですが、実はこの物言わぬ証言者達に、私たちはじっと見守られていたのではないかと思います。

    また、2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震と大津波により、根こそぎ破壊され多くの尊い命が失われました。この地の地蔵尊も誠に痛ましい姿に変わり果てています。

    苦しみや悲しみを全て受けとめて、町のそこかしこに黙って佇んでいるお地蔵さん。この、共に苦難を味わったお地蔵さんの導きで、ここにご縁を深めたいと思います。

    合掌
    撮影・制作  清水 顕
    写真展の詳細については、また地福寺のホームページでご紹介させていただきます。

    8月16日 「送り火のつどい」を予定しています

    昨年の「送り火のつどい」の様子
    8月16日、地福寺にて「送り火のつどい」を予定しております。

    写真は昨年の様子ですが、本年も幻想的なキャンドルの灯をならべ、幽幻な能の舞を観、皆で送り火をしたいと考えております。

    送り火のつどいの詳細については、またご覧の地福寺のホームページにてご紹介させていただきます。

    今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

    7月3日 作新学院中等部の皆さんが植樹をして下さいました



    以前の記事でもご紹介をさせていただきましたが、7月3日、作新学院中等部の皆さんが地福寺に訪問され、植樹活動をしていただきました。

    地福寺からすぐの場所に植樹していただいた場所を「作新の森」とし、大切に育ててまいります。

    作新学院の皆さん、本当に有難うございます。

    7月11日 月命日


    月命日、あなたを忘れない、絆 慰霊碑。その先に広がる海は穏やか、青空がのぞきはじめた。