地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
「めげない にげない くじけない」地福寺のサイトへようこそ

2016年4月30日土曜日

JCCCNCのポール・オオサキさんからお手紙を頂きました


今年の2月下旬に片山住職がサンフランシスコを訪れ、東日本大震災の語り部の活動やだるまの絵付けワークショップを行いました(既報)が、ご招待いただいたJCCCNCのExecutive Director、ポール・オオサキさんからお手紙を頂きました。

拙い日本語訳で恐縮ですが、このような事が書かれています。

片山住職、

北カリフォルニア日本文化コミュニテイセンター(JCCCNC)からご連絡させていただきます。

去る2月24日から3月1日までのサンフランシスコへのご訪問、そしてJCCCNCでの東日本大震災の語り部活動、だるまの絵付けワークショップに心から感謝の意を表します。

また、サンフランシスコの小学校、高校、協会や地域団体へのご訪問、及び語り部活動も、本当にありがとうございました。

長旅のところお疲れだったとは思いますが、あなたの訪問によって何百人もの人々の心に光を灯していただきました。

あなたの決して諦めない「めげない・にげない・くじけない」強さや、東日本大震災を受けた後も、自分たちの生活や地域社会の再構築に取り組んでいる何千人もの人々がいる、ということを、太平洋のこちらがわに住んでいる私達は感じさせられました。

海べの森をつくろう会のプロジェクトについても、JCCCNCから支援できたことを本当に嬉しく思います。

5年前に発生した東日本大震災と、その大津波に負けず、たたかい続けているあなたの活動に感動いたしました。

物理的な復興は進んでいるかもしれませんが、人の心のケアや、真の経済復興は、長期的なプロセスになります。

私たちは被災地から5,000マイル以上離れていますが、私たちは絶対に忘れません。

このたびはサンフランシスコと、JCCCNCに訪問して頂き、本当に有難うございます。

うすき雛の会代表 石﨑しおりさんより、お手紙をいただきました。


うすき雛の会代表 石﨑しおりさんより、お手紙をいただきました。

この度は思いがけないお見舞いを頂きまして恐縮しております。

想像もしていなかった地福寺花園会の皆様のお心遣いに涙が出ました。感動しました。皆様方も大変な折に、私達の事にまで心にかけて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。おかげ様で私達の地域は今のところ大丈夫です。

頂いたお米、色々考えましたが、市役所の観光課に事情を説明しまして、もっと、もっと大変な地域の避難所の炊き出し使っていただけたらとお願いする事にしました。その日のうちに課長さんが取りに見えられて「ありがたいなあ。有難いなあ!・・・」と、何度も何度も申しておりました。

早速、翌日避難所に課長さん自ら届けて下さいました。

”めげ米・にげ米・くじけ米”のお言葉に避難所の人達が泣いていたそうです。それを聞いた私も又、グッときて思わず涙が出そうでした。

3.11に比べたら津波も原発もありません。今も余震が東北の方では続いているとお聞きしています。それなのに・・・・。何とお礼申し上げてよいやら。これこそ、お雛様が取り持って下さったご縁だと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。

末筆になり申し訳ございませんが花園会の皆様によろしくお伝え下さいませ。

うすき雛の会代表 石﨑しおり

本吉・淨勝寺:お寺で婚活(5月29日、6月19日)


本吉町の淨勝寺にて、講評の「お寺で婚活」イベントが開催されます。

お寺で婚活とは


寺コンとは、「お寺で行う結婚活動」のことです。

お寺での婚活は静岡県の妙心寺派の若手僧侶らによる吉緑会から発足し、今や会員数4600名・成婚85組と、範囲は関東まで広がっております。

淨勝寺では、東北で初めて寺コンを開催した塩釜市東園寺様のご指導のもと、寺コンを開催しております。

お寺が開催しているので、真面目な参加者が多く、安心して参加できます。

参加される方の縁結びをお手伝いします。

良縁祈願から始まり、挨拶、椅子座禅の後、1分間の1対1トークで親睦を深めます。その後、場所を移し、5分間の1対1テーブルトークを経て、メールアドレスを気になる方へ渡します。ご縁があればメールがあり、ご縁が結ばれる、という流れとなります。

反響が大きく、申込時には定員となってしまっている可能性があります。まずは淨勝寺ホームページの「お寺で婚活」ページをよく確認の上、お問い合わせください。

本日の地福寺(2016年4月30日、晴れ)


今日はご覧のとおり、スッキリと晴れている一日です。陽が射すと暖かそうに見えますが、風が大変冷たく、外にいるとたいへん寒いです。


寺務所から見える桜の鼻は、残すところ後わずかとなりました。いよいよ夏の足音が近づいているのでしょうか。


地福寺から太平洋を見ると、白波が見えます。海上もたいへん風が強いのでしょう。暖かくしてお過ごしください。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

2016年4月22日金曜日

リンカーン高校(サンフランシスコ)からお手紙をいただきました


サンフランシスコのリンカーン高校の皆様より、お手紙を頂きました。

今年2月下旬に、JCCCNCの皆さんよりご招待いただきまして、片山住職がサンフランシスコを訪問させて頂きました(既報)が、リンカーン高校はその際に公演をさせていただいた経緯がありました。

高校の日本語クラスの特別授業という形で場を設けていただいたのですが、学生の皆さんとても積極的で、日本人よりも日本が好きなのだな、と感じたのを思い出しました。



当日はたくさんのクラスで公演をさせていただきました。その際のちょっとした裏話を思い出しながら、寺務所が賑やかになりました。

リンカーン高校の皆さん、佐野先生、本当に有難うございます。



「逢いたい島(じま)」大城バネサ



地福寺で「俺の漁歌」のヒット祈願をさせていただいた、アルゼンチン出身の歌手、大城バネサさんですが、このたび新作「逢いたい島(じま)」をリリースしました。

三陸沿岸では力強い漁師歌で知られる大城バネサさんですが、出自のルーツである沖縄のメロディーに切ない歌声を乗せた、爽やかな後味の楽曲です。

美ら海沖縄大使としても活動する大城バネサさん。8月にはサンマ船の出船送りでまた力強い歌声を披露いただけるようです。楽しみですね。

「逢いたい島(じま)」大城バネサ

「二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう 生きるための禅の心」著:横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)


「今、この瞬間、苦しんでいるのは、あなたひとりではない」

慈悲あふれる横田南嶺管長の書きおろし、優しく禅を説いている本当にいい本です。ぜひ手にとってみてください。

  • 生きてゆく力がなくなる時
  • 親の恩とは何か〜念ずれば花ひらく
  • いかに捨てるか
  • 生きてゆく本当の意味
  • ただ自然のままに〜大宇宙大和楽
  • ただひたすらにこつこつと

二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう
生きるための禅の心
臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺

本日の地福寺(2016年4月22日、くもり)


本日の地福寺周辺はくもり、未明にはすこし雨が降ったようですが、現在はあがっています。春めいては来ているものの、風は少し冷たく、雲の重さもあいまって少しさみしいような一日です。


寺務所から見える桜は、まだ咲いているものもありますが葉っぱが出てきています。桜の見頃は本当にあっという間に過ぎてしまいますね。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

2016年4月11日月曜日

宮城松島 瑞巌寺「4月5日 本堂公開」


以前にもお知らせいたしましたが、宮城松島の国宝 瑞巌寺の本堂が4月5日より公開されています。貴重な展示もございますので、桜のこの時期に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

特設サイト「正宗リアル」


「東北復興支援ボランティア募集」気仙沼ゲストハウス架け橋


地福寺の入り口には、近隣で活動する団体の資料などがたくさんあります。ご来山の折にはぜひ足を止めてご覧頂ければと思います。

今日ご紹介するのは、気仙沼ゲストハウス「架け橋」。地元NPOと学生による支援団体が手を携えて運営する、築50年の古民家を使ったゲストハウスです。(サイトより引用)

東北復興支援ボランティア募集という形でチラシを置かれています。

「2016年春、あなたの笑顔で東北を笑顔に。」

ワカメ加工、植樹、畑作り、東北を食す、藍染の5つのテーマに沿った活動で、地福寺から歩いてすぐの場所にご宿泊されながら3泊4日の活動を行うというものです。

宿泊はこの気仙沼ゲストハウス「架け橋」を利用できるということで、地元の住民と交流しながら、気仙沼を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

詳細は、主催団体のホームページにてご確認ください。

気仙沼ゲストハウス「架け橋」




本日の地福寺(2016年4月11日、晴れ)


本日も地福寺の前を冷たい風が通りすぎています。日差しは柔らかいですが、外にしばらく居ると身体の芯が冷えてしまうような感じがします。それでも雀たちは元気に戯れています。流石に元気ですね。

気仙沼市内の桜はだんだんと花開いてきましたが、寺務所からの花見はもう少し後になりそうです。


本日は2011年に発生した東日本大震災の月命日です。あの日、あの時を忘れないようにいたしましょう。

2016年4月1日金曜日

本日の地福寺(2016年4月1日、晴れ)


本日の地福寺周辺は快晴なれど風強く、寺務所からは風になびく草木が見えます。


寺務所正面の桜の枝に注目すると、未だ花びらではないものの濃い桜色の蕾がしっかりと見えます。


海上は地福寺からも白波が見えるくらい、きっと風が強いのでしょう。気温は高いですが風が吹くと寒く感じます。また花粉もたくさん飛散しているようです。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

海べの森をつくろう会 パンフレットが出来ました


NPO法人 海べの森をつくろう会の新しいパンフレットが出来ました。活動内容のご案内や基本方針、植樹への思いをご説明し、入会・ご寄付の申込書がセットになっているものです。

このパンフレットは地福寺でもお配りしておりますので、地福寺にご来山の折にお声がけください。

大白隠展(東北歴史博物館):ご招待券が若干ございます


以前こちらのホームページでお知らせしました大白隠展ですが、ご招待券が若干ございます。ご興味おありの方は地福寺にご来山の際にお問い合わせください。

大白隠展 -現代によみがえれ、下化衆生の精神-

  • 4月16日〜6月26日
  • 東北歴史博物館・瑞巌寺宝物館(2会場同時開催)

4月5日 宮城松島 瑞巌寺 本堂公開


2016年4月5日(火)、宮城松島の国宝、瑞巌寺の本堂が公開されます。7年にわたる平成の大修理を終え、いよいよ本堂がお披露目されます。

仙台に居城を移した伊達政宗は、仙台城の建設とともに松島円福寺の再興を決め、慶長9年(1604年)から同14年にかけて瑞巌寺の造営を行った。政宗は瑞巌寺を自らの菩提寺とし、京の一流の絵師、彫刻師を招き、400年前、東北に初めての桃山美術の粋をもたらした。瑞巌寺に残された桃山美術は、今はなき秀吉の聚楽第、仙台城大広間を彷彿とさせる貴重な遺構である。

東日本大震災復興祈念として、秘仏五大明王像の特別出開帳が行われます。本来なら2039年まで見ることができない秘仏が見られます(同時開催の特別展にて)ので、ぜひ足をお運びください。

4月2日 大崎市誕生10周年 葵かを里 福祉チャリティコンサート 復興応援!


4月2日、大崎市の誕生10周年を記念して、葵かを里 福祉チャリティコンサート 復興応援!が岩出山文化会館 スコーレハウスにて開催されます。

祝 大崎市誕生10周年 葵かを里 福祉チャリティコンサート 復興応援!


  • 日時:平成28年4月2日(土)開場12:30/開演13:00
  • 開場:岩出山文化会館(スコーレハウス)
  • 入場料:3,000円(全席自由・CD付)
  • 第一部:「夢・華の舞踊ロマン」天宮一座/股旅、艶歌舞踊
  • 第二部:「みちのく鳴子」葵かを里オンステージ

葵かを里

  • 出身地 愛知県(吉良町)
  • 特 技 日舞 (芙蓉流名取)
  • 華道(池坊師範)
  • 茶道(表千家師範)
  • 趣味 ウォーキング・食べ歩き・温泉
  • チャームポイント 笑顔・福耳
  • 好きな言葉 夢
  • 好きな花 さくら
  • 好きな色 白・ピンク
  • 好きな食べ物 お肉・フルーツ
  • 苦手な食べ物 うずらの卵より小さい卵・山葵
  • 大切にしたい事 一つ一つの出逢い・縁
  • モットー 一歩一歩着実に
  • 尊敬する歌手 美空ひばりさん、都はるみさん
  • 目標 自分の世界を築き、表現できる歌手になる事
    そして歌で人のためになれたらと思います

5月15日 森村献スペシャル with Makoto(vo)


気仙沼では7回目となる、日本を代表するラテンミュージシャンによるコンサートのご案内です。

森村献スペシャル with Makoto(Vo)


  • 日時:2016年5月15日(日)18時〜(開場17時半)
  • 会場:k-port 気仙沼市港町1-3
  • 入場料:予約2,500円 当日3,000円(1ドリンク付、中学生以下無料)
  • 予約・問合せ:k-port(0226-25-9915)、東北に音楽を届ける会(市毛)090-1880-6642
  • 出演:森村献(Pf)from 熱帯ジャズ楽団、小泉哲夫(Ba)、伊波淑(Perc)from Orquesta De La Luz、Makoto(Vo)

森村献(もりむらけん)

74年、かまやつひろしバンドのキーボード奏者としてプロ活動を始める。30年以上のキャリアを経て、日本のラテン音楽界にはなくてはならない存在となる。現在までにソロ・アルバム6枚をリリース。また、98年よりラテン・ジャズ・ビッグバンド「熱帯ジャズ楽団」に参加。毎年楽曲を提供し、編曲も行っている。震災後、リーダーバンド「森村献スペシャル」にて精力的に気仙沼で活動。