地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
「めげない にげない くじけない」地福寺のサイトへようこそ

2019年6月27日木曜日

作新学院のみなさんがいらっしゃいました

作新学院中等部のみなさんがいらっしゃいました。

みなさんは東日本大震災のあと、地福寺に毎年いらっしゃいます。片山住職はカッサパ(三迦葉)の音楽を交えた講話で、東日本大震災のお話や、諸行無常、命の大切さについてお話をされました。

まさか和尚さんが音楽を交えた講話をするとは思わなかったでしょう、最初はびっくりしたかもしれませんが、最後には割れんばかりの拍手喝采をいただき、ありがとうございました。

この後もお気をつけて、楽しく有意義な宿泊体験学習となりますように。

8月6日 バイソンビックバンド サマージャズライブ(六本木)

地福寺 片山住職の実弟、ジャズドラマーのバイソン片山が、自身のリーダーバンドでジャズライブを開催します。

会場は六本木サテンドール、出演メンバーは地福寺でもおなじみのジャズメンが勢揃いです!

チケットは5,000円、チケット等お問合せはバイソン片山まで(チラシ画像をご確認ください)。

本日の地福寺(6月27日、くもり/雨)


今日の地福寺周辺はくもり、午後からは雨の予報です。

この後、昼ころに若い方々が来山され、片山住職の(ミニ)講話を予定しています。

また午前には遠方から御朱印をお求めの方がいらっしゃったり、テレビ局のかたが御朱印を取材に来られたりと、賑やかな一日になっています。


海を見ると、今日は流石に雨の予報らしくどんよりと雲がかかっています。海岸線では防潮堤の工事が進んでいます。

そういえば、先日の寺子屋寄席の日、ちょうど開演直前の時間に大きな虹がかかっていましたので写真をアップしておきます。6時なのに虹、と片山住職は洒落を言っていました。


6月18日 寺子屋寄席を開催いたしました

6月18日は、地福寺の本堂にて、第2回 寺子屋寄席が開催されました。

東京の落語協会から、落語、紙切り、マジックと豪華な5人の芸人さんがいらっしゃり、地福寺の本堂は開演間もなく大きな笑い声に包まれました。

また当日は地元の報道も入り、ニュースなどでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

2019年6月10日月曜日

6月6日 地福寺庫裡の上棟式をおこないました


6月6日、かねてから工事を進めておりました地福寺庫裡の上棟式を行いました。この日は昼過ぎから、地福寺の檀家さんや役員のみなさん、ご近所の皆さまが集まり、大変賑やかな中おこなわせていただきました。


工事安全と、関係者各位への感謝、無事故の祈願を住職による敬百文(けいびゃくもん)、住職、副住職による般若心経の読経(どきょう)と、大般若経の転読も行われ、除災招福をお祈りいたしました。


そしてご来場の皆様のお目当ては餅まき。5000個のお餅を盛大にまきました。このときばかりはまく方も取る方も、たいへんエキサイティングするのは気仙沼では恒例ですね。皆さん両手にお餅を抱えていました。

再掲:6月18日 寺子屋寄席(地福寺)


昨年の第一回 寺子屋寄席(既報)は大入りとなりました。ご来場頂いたお客様には厚く御礼申し上げます。

好評につき、第二回 寺子屋寄席を6月18日に開催させていただく運びとなりました。

令和の新しい時代の幕開けを、地福寺の本堂でみなで笑って迎えましょう!

※このイベントは一般社団法人 落語協会(会長・柳亭市馬)の公演活動で、浅草演芸場や上野鈴本演芸場と同じスタイルの寄席演芸です。

第二回 寺子屋寄席

と き:令和元年6月18日(火)18時開場/18時半開演
ところ:地福寺(気仙沼市波路上牧44)
出 演:落 語 柳家圭花
漫 才 ホームラン
落 語 古今亭志ん陽
紙切り 林家二楽
落 語 柳家小さん
木戸銭:3,000円(前売り)/3,500円(当日)
チケット販売所:
食工房 貞秀,ジェイズミウラ,地福寺,梅津
主 催:寺子屋寄席実行委員会
協 力:バイソン片山後援会

詳しくは上の画像をクリックしてご確認ください。

本日の地福寺(6月10日、くもり)


本日の地福寺周辺はくもり、風は冷たく涼しいというよりは少し肌寒いような気候となりました。副住職は出張でお出かけです。片山住職は今朝から、御朱印をお求めのお客様に対応をさせていただいておりました。夕方からは葬儀の準備をはじめたところです。

そして境内には、庫裡建設の槌音が響いています。先週の木曜日に、上棟式を執り行いましたが、その模様は別の記事でご紹介いたします。


海に目を遣ると、今日は遠くまで雲がかかっているのがわかります。キャタピラのガタガタ、という音も聞こえてきます。白波はここからは確認できないので、おそらく海上は穏やかなのでしょう。

6月8日 読売新聞夕刊(全国版)に地福寺のご朱印が掲載されました


地福寺の片山住職が描くご朱印が、6月8日の読売新聞夕刊に掲載されました。紙面をご紹介させていただきます。地福寺の御朱印についてはこちらから

めげない ご朱印


東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた宮城県気仙沼市の地福寺で、復興への願いを込めたご朱印が人気を集めている。参拝者にご朱印を手渡す際、復興状況を説明することもあり、住職の片山秀光さん(79)は「被災地に足を運ぶきっかけになれば」と話している。

ご朱印は片山さんの手作りで、ご朱印帳の見開き2ページにわたり、黒色の墨汁で鋭い目つきのだるまを描いている。大小の筆を使い分けており、筆致は力強い。最後に寺の名称を入れた朱色の角印を押す。

「思いを込めなきゃ罰が当たるよ」。一つのご朱印を仕上げるまでに、約20分をかける。参拝者の多い土日は、休む間もなく筆を走らせる。何度転んでも起きあがるーー。そんな願いを込め、「めげない にげない くじけない」とのメッセージも添えている。

寺は海岸から約800mで、震災で高さ約17mの津波に襲われ全壊した。墓も全て流され、檀家の名前が記載された泥だらけの「過去帳」だけが残った。寺のある階上地区の死者・行方不明者は182人に上る。

「檀家のよりどころを取り戻したい」。片山さんは一周忌に合わせて本堂や納骨堂を再建するとともに、だるまなどの絵に復興への思いをつづったポストカードを販売してきた。絵を描く趣味を生かしたという。

昨年5月、寺を訪れた愛媛県の女性から「ポストカードをインターネットで見た。ご朱印として描いてほしい」と求められた。要望に応じてご朱印を描いた。

しばらくすると、茨城県や大阪府など全国から、ご朱印目当ての参拝客が訪れるようになった。この女性は、ネットでの発信力が高い「インフルエンサー」として知られる人物だった。自身のSNSやブログで、ご朱印を紹介してくれていたという。

「ご朱印はきっかけでいい」と片山さん。先月末には、ご朱印を受け取りに来たさいたま市の男性(46)に、被災当時の様子や、土砂を積んだダンプカーがひっきりなしに往来し、かさ上げ工事の続く現状を説明した。「訪ねてきてくれた人には、少しずつ復興する気仙沼を知ってほしい」。そう願っている。