地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2015年1月30日金曜日

「震災支援奨学金」スジャータプロジェクト

地福寺にて、「震災支援奨学金(スジャータプロジェクト)」の募集要項および奨学金願書をお預かりしております。締切は第2期 平成27年3月末日とのことですので、ご希望の場合は早めにお声がけください。

ボランティア団体 スジャータプロジェクトは、東日本大震災発生より仙台、南三陸、石巻、気仙沼、陸前高田と様々な支援をしてまいりました。本年も気仙沼ロータリークラブ様を通して高校生に奨学金をお渡しする支援をさせていただいております。この度、さらに支援を必要としている将来のある生徒さんに奨学金をお渡し致したく奨学金のプログラムを創設致しました。

ご推薦いただく方々には大変お忙しいところ恐縮ではありますが、応募をよびかけていただけるようお願いいたします。


  • 対象者:以下の1〜5の全てを満たす者


  1. 未成年であり、東日本大震災発生時に岩手県、宮城県、福島県の高等学校、高等専門学校、もしくは高等専修学校等(以下高校等)、または小中学校に在籍しており、かつ、以下の条件を満たしている生徒。「応募時点から1年以上の在学が予定されている。」「募集年の4月1日に高校及び大学等に在籍していることが見込まれる。」
  2. 東日本大震災発生時に家計を支える者が岩手県、宮城県、福島県に居住していた生徒。
  3. 東日本大震災の影響により、以下のいずれかの理由で家計が急変し、それにより進学・就学に多大な影響があった生徒。「家計を主に支える方が、他界した。」「家計を主に支える方が、傷病により長期療養が必要となり、就業できなくなった。」
  4. 学業および学校生活に意欲的に取り組む姿勢のある生徒。
  • 給付額:月額20,000円(返済不要)
  • 給付期間:給付開始から3年間または高校大学等卒業までのいずれか短い方
  • 募集人数:若干名
  • 募集期間:第2期 平成27年3月末日
  • 受給者依頼事項:規定による作文や発表等
(一部引用)



護留護天(ゴルゴ天、作:さいとうたかを)

地福寺 花園会館にて、「護留護天」(ゴルゴ天、さいとうたかを作)を展示しております。

昨年11月に両国の回向院にて開催されました「地福寺出開帳 両国回向院」と同時開催されておりました「漫画家による 仏の世界展」に展示されておりました作品です。

地福寺にお越しの際には、ぜひご覧頂ければ幸いです。

カッサパ(三迦葉)「充実した一年に - 文化協会新年会振興懇談会(三陸新報1月30日)」


充実した1年に
文化協会新春振興懇談会

気仙沼市文化協会(菅原勝一会長)の新春文化振興懇談会が28日、サンマリン気仙沼ホテル観洋で開かれた。会員約90人が階上地福寺住職の講話を聞いた後、親睦を深めた。

開会のあいさつで菅原会長は、昨年、気仙沼市を会場に県民文化祭が盛会に開かれたことに触れながら「今年は唐桑と合併5年を迎えることから記念誌の作成を進めており、協力をお願いしたい。今年もより充実した1年になることを祈念する」と語った。

この後、地福寺の片山住職を中心とした説法ユニットカッサパ(三迦葉)が、三味線やパーカッションの演奏を交えながら講話した。震災体験を振り返り、多くの支えで今を生きていることや、めげずに前を向き立ち向かう姿勢を説いた。

終了後の懇親会では、苑書会の武山櫻子さんの長唄、三味線八秀会の演奏などがあった。
(三陸新報 誌面から引用しました)

2015年1月20日火曜日

3月10日 東日本大震災 毎歳忌 筑前琵琶奏者 川村旭芳 演奏会


3月10日の夜、地福寺では東日本大震災 毎歳忌をとりおこないます。

東日本大震災 毎歳忌としての法要を営み、今回は筑前琵琶奏者の川村旭芳さんを迎えて、琵琶のしらべに亡き人々を偲びたいと考えています。

詳細については改めてご覧の地福寺のホームページにてお知らせいたします。(再掲)

1月25日 バイソン片山 音楽生活 40周年記念ライブ Special Guest 尾田悟(ts)


ドラム一筋40年!!

ハンク・ジョーンズ、ウォルター・ビショップ・ジュニア、シダー・ウォルトンなど 特にドラマーには厳しい巨匠ピアニストとの共演が多くバイソンが如何に優れた リズム感とスイング感の持主かが理解できる。 バイソン片山と名手 杉村 彰 二人が贈る:BAISON BIG BANDは明るく楽しい。 Special Guestテナー・レジェンド尾田 悟との共演はどんなサプライズが飛び出すか!!

  • trp: 杉村 彰,鈴木正晃,石井 慎太郎,浅利 未央子 
  • trb: 大高 實,早川隆章,内田日富,ジミーセグトン 
  • sax: 沢田一範,田辺信男,川崎敦史,高橋里実,大野 清 
  • pf: 大橋高志  
  • g: 加治雄太 
  • b: 田野重松 
  • leader ds:バイソン片山
  • OPEN 15:00
  • 1st show start 15:30~16:30
  • 2nd show start 17:00~18:00
  • Music Charge ¥4,000(tax in/当日¥500up)
TOKYO TUC ホームページより引用させていただきました。(再掲)

達磨像をご寄贈いただきました

気仙沼市 新町の小野寺様より、ブロンズ製の達磨像をご寄贈いただきました。

この方は、太平洋戦争中、ソロモン諸島のガダルカナル島にてお父様を亡くされています。ご本人はお父様の顔を覚えていないながらも、ガダルカナル島に供養のため訪れ、祈念のために現地の石をひとつだけ持ち帰り、地福寺にお祀りしていました。

ご存知のように、東日本大震災で地福寺は多大なる損害を蒙りましたが、奇跡的にこの祈念石は流出することなく本堂で見つかった、ということがありました。

達磨(ダルマ)大師は、南印度香至国の第三王子で、般若多羅について禅の修行をし、後に中国に仏法、禅の教えを伝えた人です。それゆえに、「初祖菩提達磨円覚大師(しょそぼだいだるまえんかくだいし)」と呼び、禅宗の初祖として祀られております。

達磨大師に対しては、数多くの逸話があります。例えば、

  • 中国の梁(りょう)の武帝との問答。
  • 嵩山(すうざん)の少林寺にて面壁九年の座禅。
  • 二祖慧可(にそえか)の求道心による断臂(だんぴ)と伝法。
  • 葦の葉に乗って揚子江を渡って中国に入る。
  • 亡き後、片方の草鞋を手に持って印度に帰る。

などなどです。

達磨大師が寂した十月五日を禅宗のお寺では「達磨忌(だるまき)」としてその徳に深く感謝しております。

達磨は「不撓不屈」の象徴です。

地福寺におまいりの際には、ぜひこの達磨像をご覧ください。

2015年1月16日金曜日

般若心経の掛け軸をご寄贈いただきました

小野寺一舟様より、般若心経の掛け軸をご寄贈いただきました。

地福寺の本堂に展示させて頂いておりますので、おまいりの際にはぜひご覧ください。

地福寺 新春お楽しみ会を開催いたしました

平成27年1月16日、地福寺の本堂ではお寺まいりを開催いたしましたが、地福寺の花園会館ではNPO法人 魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)による新春お楽しみ会を開催いたしました。
手品や弾き語り、シャンソン、手話、皆で歌える曲の演奏などを通じて、皆で楽しみました。NPO法人 魅惑的倶楽部 仙台支部の皆様、素晴らしいご縁をありがとうございます。

マジシャンの篠川郁子さんは、「皆さんに笑顔を」と自らマジックを習得し、介護施設での活動をはじめ、NPO法人 魅惑的倶楽部仙台支部の一員として被災地など多方面で活躍中です。
シンガーソングライターのHIROさんは、美しい歌声とインディアンフルート、ハーモニカ、オカリナのどこか懐かしい音色で魅了していただきました。映画主題歌やCMソングなどの作詞作曲も手がけシンガーソングライターとして静岡県を拠点に活躍中です。
シャンソン歌手の髙橋則子さんはシニアシャンソンコンクールで優勝する腕前。甘い歌声とシャンソンはまさにぴったり。皆の知っている曲も演奏していただき、うっとりと聴きました。
ジャズピアニストの中野正敏さんは髙橋則子さんと演奏していただきました。緩急織り交ぜたピアノの音色が皆を包みこみました。仙台在住プロミュージシャンの先駆者としてライブ活動の傍ら後進の指導にも情熱的に力を注いでいる方です。

お寺まいりや吊るし雛の展示をご覧頂いたお客様で、会場は満員でございました。ご来場頂きました皆様に御礼申し上げます。

お寺まいり・吊るし雛展示



平成27年1月16日、地福寺の本堂では女性部有志による、吊るし雛の展示が行われ、檀家の皆様をはじめ三陸新報の記事を読んでいらっしゃったかたなど、沢山の人々にご来場頂きました。


雛飾りや兜、野菜や果物、魚やホヤぼーやなど色とりどり、様々な形の吊るし雛が飾られ、来場者の目を楽しませました。

両国回向院で開催された地福寺出開帳で縁が結ばれた「震災復興なで地蔵」も大変人気で、来場者が足を止めていました。


2015年1月7日水曜日

1月16日 地福寺 新春 お楽しみ会

1月16日(金)午前10時から、地福寺(花園会館)にて新春のお楽しみ会を開催いたします。

1月16日は新春のお寺まいりを行います。また女性部有志による吊るし雛の展示を行いますが、今年はNPO法人 魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)による新春お楽しみ会を同時に開催いたします。

マジックや弾き語り、シャンソンなどで皆で楽しく新春をお祝いしましょう。

HIRO(シンガーソングライター)

優しい歌声とギターの音色は人の心に寄り添います。

映画主題歌、CMソングなどの作詩作曲も手掛けシンガーソングライターとして静岡県を中心に活躍中。

篠川郁子(マジシャン)

「皆さんに笑顔を」と自らマジックを習得し、介護施設での活動をはじめ、NPO法人魅惑的倶楽部仙台支部の一員として被災地など多方面で活躍中。70才でなお現役。

髙橋則子(シャンソン歌手)

宮城県仙台市在住。シニアシャンソンコンクールで優勝。甘い歌声とシャンソンはベストマッチ。彼女の作り出す世界観に酔いしれて。

NPO法人 魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ) 仙台支部(手話)

元「ヒヨコの杜」。震災を機に浜松の同法人仙台支部として活動。
「ぼちぼち一緒に。」を合言葉に介護、復興等社会福祉支援活動を続ける。

中野正敏(ジャズピアニスト)

宮城県塩釜市出身。山形大学特設音楽科卒業後、仙台で音楽活動を始め、ジャズオーケストラ「ブルーノート」のアレンジャー兼ピアニストとして活躍。また安田智彦グループ初期のピアニストも務めた。
仙台在住プロミュージシャンのトップとして、ジャズ界の第一人者として、ライブ活動の傍ら後進の指導にも情熱的に力を注いでいる。

3月10日 東日本大震災 毎歳忌 筑前琵琶奏者 川村旭芳 演奏会


3月10日の夜、地福寺では東日本大震災 毎歳忌をとりおこないます。

東日本大震災 毎歳忌としての法要を営み、今回は筑前琵琶奏者の川村旭芳さんを迎えて、琵琶のしらべに亡き人々を偲びたいと考えています。

詳細については改めてご覧の地福寺のホームページにてお知らせいたします。

バイソン片山 音楽生活 40周年記念ライブ Special Guest 尾田悟(ts)


ドラム一筋40年!!

ハンク・ジョーンズ、ウォルター・ビショップ・ジュニア、シダー・ウォルトンなど 特にドラマーには厳しい巨匠ピアニストとの共演が多くバイソンが如何に優れた リズム感とスイング感の持主かが理解できる。 バイソン片山と名手 杉村 彰 二人が贈る:BAISON BIG BANDは明るく楽しい。 Special Guestテナー・レジェンド尾田 悟との共演はどんなサプライズが飛び出すか!!

  • trp: 杉村 彰,鈴木正晃,石井 慎太郎,浅利 未央子 
  • trb: 大高 實,早川隆章,内田日富,ジミーセグトン 
  • sax: 沢田一範,田辺信男,川崎敦史,高橋里実,大野 清 
  • pf: 大橋高志  
  • g: 加治雄太 
  • b: 田野重松 
  • leader ds:バイソン片山
  • OPEN 15:00
  • 1st show start 15:30~16:30
  • 2nd show start 17:00~18:00
  • Music Charge ¥4,000(tax in/当日¥500up)
TOKYO TUC ホームページより引用させていただきました。

澄んだ心 おおらかな心 元旦の心を続けると 毎日 大吉祥

澄んだ心 おおらかな心
元旦の心を続けると
毎日 大吉祥(だいきちじょう)

(伝道資料集『風水泉』(第三集)より)

吉祥天(きっしょうてん)をご存知でしょう。「吉祥」というのは繁栄や幸運を意味します。時として開運ご利益の七福神にも数えられるこの女神さまは、幸福・美・富をそなえた神として信仰を集めるとても縁起のいい神さまですね。

実はほとんど知られていませんが、新年にあたり、この吉祥天さまの前で過去の罪を懺悔し、来たるべき一年の吉祥招福・天下泰平を祈願する「吉祥悔過(きちじょうけか)」という仏事があります。このことをあるお寺で知った私は、(新年にふさわしい、なんとすばらしい法要だろう)と感銘を受け、以来自分のお寺でも年末年始の仏事のひとつに加え、吉祥天さまの仏画の前でささやかな吉祥悔過を営むようになりました。

まずは懺悔です。私がなしてきたさまざまな小さな罪を、仏さまの前で懺悔します。心ないひと言、乱暴な言葉、小さなウソ。むさぼりの心、身勝手な怒り。不摂生、怠惰・・・私の日常は、仏さまの目から見れば至らぬことだらけにちがいありません。せっかくいただいたこの命を本当に活かして過ごしているだろうか・・・反省を踏まえてふりかえるひとときが「悔過(けか)」なのです。この懺悔の行で心をきよめた後、さあ今度は新年のご祈祷です。新しい一年の安泰とみなさんに幸福(さち)あれと祈り、気合いを込めて祈禱太鼓を打ち鳴らすのです。すっかり調った元旦の身心で。

他人ごとではありません。みなさんにもできます。お仏壇の前でまずは謙虚にみずからを省みてください。そしてその澄んだ、おおらかな心で、新たな一年にこんな祈願を込める。「生きとし生けるものが幸せでありますように」と。いかがでしょう・・・そう、仏さまの願いと一緒ですね。

実はこんな懺悔と信心の毎日の積み重ねが、「心の安らぎ」という大きな大きなご利益、本当の「吉祥」に結びついていくのです。さあ、始めましょう!
文・長島 宗深

2015年1月1日木曜日

地福寺より、新年のご挨拶


年が明け大震災から四年目に入りました。

皆様方の心からのお支えに心より感謝申し上げます。

復興はこれからが正念場です。私ども「めげない にげない くじけない」で更なる一歩を進める所存です。

何卒変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

平成二十七年 元旦
地福寺住職 片山秀光 九拜