地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2017年6月30日金曜日

作新学院の皆さんがいらっしゃいました


先日、栃木県から作新学院の皆さんがいらっしゃいました。高校2年の150名の方々がいらっしゃったそうで、ご覧のように地福寺の本堂で、片山住職の話に熱心に耳を傾けていました。

作新学院の皆さんは、海べの森をつくろう会の植樹活動にも毎回ご協力を頂いております。今回も5年前に植樹した木々を見、大変喜んで頂きました。

「昇天の竜」が花園会館に安置されました


地福寺の近くに、鎮魂の森があります。ここは気仙沼市立松岩小学校の教諭であった畠山登美子さん(当時五十歳)一家が帰らぬ人となった場所です。

屋敷跡をご親族が鎮魂の森に、と地福寺に寄進していただき、地元有志で立ち上げたNPO法人「海べの森をつくろう会」が森の防潮堤の先駆けとして三千本を植樹、津波から残った杉の木に、チェンソーアート第一人者の城所ケイジ氏が、安らかに「天に昇れ」との願いを込めた「昇竜」(高さ九メートル)が彫刻されてあった場所です。(参考記事「昇天の竜」)

東日本大震災の甚大な被害と、あのときの気持ちを忘れないために、この昇竜を保存する計画を進めておりましたが、今回地福寺の花園会館に安置いたしましたのでご報告いたします。

地福寺にいらした際には、ぜひ触れていただければと思います。



東日本大震災遺構の提案「波路上地区一帯を遺構に」より引用
地福寺から西方角お伊勢浜方面に至る五十メートル程に「鎮魂の森」の看板がある。ここは気仙沼市立松岩小学校の教諭であった畠山登美子さん(当時五十歳)一家が帰らぬ人となった場所である。屋敷跡をご親族が鎮魂の森に、と地福寺に寄進し、地元有志で立ち上げたNPO法人「海べの森をつくろう会」が森の防潮堤の先駆けとして三千本を植樹、津波から残った杉の木に、チェンソーアート第一人者の城所ケイジ氏が、安らかに「天に昇れ」との願いを込めた「昇竜」(高さ九メートル)が彫刻されてある。

登美子さんの祖父は明治二十九年の大津波で父を亡くし、村人と共に集団移転でこの地に家を構えたが、百十五年後に再び被災し、一家は絶えたのである。祖父から何度も伝え聞いていたのであろう悲惨な津波被災の思いを彼女は短歌にし、

「春彼岸 津波寄せ來きし浜に立つ わが曾祖父も波に消えたり」
と歌った。

朝日歌壇に入選作品として紹介されたのは震災から一か月後であった。

本日の地福寺(2017年6月30日、快晴)


本日の地福寺周辺は広く快晴、青空が広がっており海の方まで良く見えます。気温は高いですがほどほどで、初夏の、汗を流す気持ちよさを感じられるくらいです。

今日は大工さんが来て作業をしています。次の記事でしっかりとご紹介させていただきますが、あの龍が帰ってまいりました。


寺務所から見える太平洋は今日は大人しいようです。白波もみえず、雲がぷかぷかと浮かんでいます。そういえば、画面右下にあった工事の作業所(プレハブの建物)が撤去されているのがわかりますでしょうか。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。(関連記事:「地福寺の玄関には季節ごとに綺麗な花が活けてあります」)


光の加減や花の色が、夏の雰囲気を増してきていますね。日を追うごとにだんだんと蒸し暑くなってきています。みなさんのところは、どうでしょうか。


東関部屋さんから、名古屋場所の番付表が届きました。たびたび地福寺の檀家さんたちと交流を持っていただいている(参考記事)みなさんが活躍すると思うと、胸が熱くなりますね。

2017年6月22日木曜日

7月10日 バイソン片山トリオ・ニューアルバムリリースツアー(陣の里)


片山住職の実弟でジャズドラマーのバイソン片山が、ニューアルバムリリースツアーということで7月10日に一関市滝沢の「陣の里」でコンサートを開催します。

東京や横浜を中心に活躍するピアニストの小池桃子さん、ニューヨーク在住のベテランベーシスト、ブレント ナッシーさんとトリオで演奏します。

みなとまつりも楽しみですが、コンサートも楽しみですね。このニューアルバムリリースツアーは沢山の会場で予定が組まれているそうです。またお知らせする機会があるかと思いますので、どうぞお楽しみに。

NPO法人 緑の真珠・アスナロウの会

明日、埼玉県から「緑の真珠・アスナロウの会」の皆さんをお迎えします。

緑の真珠・アスナロウの会の皆さんは、2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、気仙沼・大島を支援していただいているグループです。

今回、気仙沼大島で大島の民話や東日本大震災の震災当日の話を聞くほか、被災地見学として第18共徳丸が打ち上げられた鹿折地区と、地福寺を訪問されるとのことです。

その他、気仙沼でお食事やお買い物をされる予定とのこと、せっかくいらっしゃるのですから楽しんでお過ごしいただきたいと思っています。

「忘れてはいけない 東日本大震災」というスローガンでいらっしゃるとのこと、忘れないでいただいて本当にありがたいと感じます。

緑の真珠・アスナロウの会(埼玉県NPO情報ステーション)

本日の地福寺(2017年6月22日、快晴)


本日の地福寺周辺は快晴、雲も薄くご覧のような青空が広がっています。少しだけ風が吹いていますが、いつものような涼風というよりはむしろ真夏の熱風に近づいてきているような気がいたします。

この記事は午後に書いているのですが、今日は心なしか止まっているユンボが多いような気がします。不思議ですね、動いているときは存在感を感じるのに、止まっているとすっかり風景に馴染んでしまいます。


海に目を遣ると、今日は白波がはっきり見えます。そろそろサーフィンをする人もいるのでしょうか。もうすぐそこまで、夏がやってきています。


夏至ともなると随分と陽が高いですね。いつもならこの時間だと観音様のお顔の高さくらいまでの高さになっていたように記憶しているのですが、今日はご覧の通り、すっかり雲の上、つつじの花が足もとに見えていたのですが逆光になってしまいました。写真としては失敗ですが、これはこれで季節を感じます。

2017年6月18日日曜日

心のこもったきんちゃく袋を頂戴いたしました


2011年3月11日の東日本大震災から、当地に心を寄せていただいている、枚方市の松浦様から、手作りの巾着袋を頂戴いたしました。(過去の記事
(お手紙から引用させていただきました)

皆様、お元気でおすごしですか?
あっというまに季節が進み
暑い・・・!という言葉が思わず
出てしまう毎日です。

今年は、お引っ越しシーズンが終わってもなんだか忙しく・・・
なかなか針を持つ時間がなくて、お届けできずにいました。
そろそろ100個がカウントダウンのところまでやってきました。
次回お届けで100個突破!です。

今後もよろしくお願いします。
では、また。
いつもありがとうございます。お礼が遅くなってしまいすいません。私も体調をくずして療養しておりました。なんと100個のカウントダウン!楽しみにしておりますが、お疲れの無いように。(片山住職)


本日の地福寺(2017年6月18日、曇)


本日の地福寺周辺はくもり、午前中は少し蒸し暑かったですが夕方になるにつれて涼しく感じられる一日となりました。今日はこのあと、8月13日地蔵盆祭の打合せがあります。夏はもうすぐそこですね。


寺務所から海を見ると、雲は厚いものの水平線はかろうじて見えます。ところどころ白波が立っているようです。岩井崎の方に行くと防潮堤の工事が進んでいるのがわかります。
地福寺にいらっしゃった際にはぜひ、そちらのほうにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


地福寺の玄関では、優しい色合いの生花がお出迎えしています。この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。(関連記事:「地福寺の玄関には季節ごとに綺麗な花が活けてあります

2017年6月10日土曜日

地福寺花園会総会が行われました


本日は地福寺花園会の総会が、地福寺の本堂にて行われています。冒頭、片山住職からは病気療養からの復帰についてのお話がありましたが、駄洒落を織り交ぜて挨拶するなど元気そうな様子が見て取れます。

お盆の行事について


「盆近し 一人一人の 位牌拭く」
何かと故人が偲ばれる季節となりました。

お盆の行事について、ご案内申し上げます。

初盆供養について

平成29年度初盆供養を、8月6日(日)午前10時〜 地福寺本堂にておこないます。
ご家族皆様でお参りください。なお、線香ロウソク御供物等はお寺で用意します。

盂蘭盆会諸供養および地蔵盆祭について

先祖供養、引き続き平和観音供養、地蔵盆祭奉納を、8月13日(日)夕方5時〜 地福寺にておこないます。檀家有志中心の演芸奉納、焼きそば・かき氷等の屋台が出店する予定です。

送り火のおつとめ(お寺まいり)について

8月16日(水)は送り火のおつとめ(お寺まいり)を行います。ろうそくのともしびのなか送り火の法要をおこない、境内ではお焚きあげを行います。

本日の地福寺(2017年6月10日、雷雨)


せっかくの週末ですが、朝から降ったりやんだり、雨模様の天気となりました。時折大きな雷鳴が聞こえ、なんとなく肌寒くて本堂ではストーブをたいています。


地福寺の玄関では、池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が花を活けている最中です。地福寺の玄関の活け花は、通常よりも低い位置から見上げるような、また高い位置から見下ろすようにも、色々な角度から見られるため、とても難しいとのことです。地福寺にお越しの際には、ぜひ玄関の活け花にご注目ください。(関連記事:「地福寺の玄関には季節ごとに綺麗な花が活けてあります


今日は終日天気が悪い、ということは海の方を見てもあきらかですね。風はそれほど強くないのですが、海上の様子は霧で殆ど見えません。梅雨入りにはまだ少し早いですが、先取りの天気となりました。


今日はこのあと、地福寺花園会の総会が行われています。寺務所で日本代表のラグビーの試合を見ながら、賑やかに役員さんたちが集まってきました。その様子もこのあと、ご紹介させていただこうと思っています。