地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
「めげない にげない くじけない」地福寺のサイトへようこそ

2014年3月23日日曜日

お彼岸です



皆様、お彼岸でございます。

明日が彼岸の明けでございますが、どうぞ祈りの広場でお手を合わせて頂きまして、皆様方のやさしいお気持ちを手向けて頂ければ、亡き方々が喜んでくださると思います。

明日は彼岸の明けでございます。
どうぞお参りにいらして下さい。
お彼岸です。祈りの広場のお地蔵さんにもたくさんの方がお参りしています


4月5日 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)

4月5日 K-Port にて 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)が開催されます
4月5日 K-Port にて「森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)」が開催されます。

  • 日時:4月5日(土)18時〜20時(開場17時半)
  • 場所(問い合わせ先):K-portGoogle 地図
  • 入場料:予約 2,500円/当日 3,000円(1ドリンク付、中学生以下無料)
  • 出演:ピアノ 森村献(from 熱帯ジャズ楽団)、ベース 小泉哲夫、パーカッション 伊波淑(from 熱帯ジャズ楽団)
  • ゲスト:近藤和彦(サックス、from 熱帯ジャズ楽団)
  • 飛び入り歓迎!
上部のチラシは地福寺にも置いておりますので、是非お立ち寄り下さい。

海辺の森をつくろう会

海辺の森をつくろう会の活動を応援しています
地福寺の周辺では、現在植樹活動を行っています。

これは、自然と共生し、自然の恩恵を享受する未来の暮らしを創造するとともに故郷の永続的発展と、後世に継承する財産と文化の形成を目指すため、自然の恩恵により、災害を軽減し、生業を営むため失われた自然環境を回復させる事業と、震災の記憶を風化させずに未来へ繋いでいく為の活動です。

植樹活動の詳細については、海辺の森をつくろう会にお問合せ下さい。また、地福寺では海辺の森をつくろう会の活動の様子(写真)の展示や、パンフレットを置いておりますのでお立ち寄り下さい。

「月虹〜げっこう〜」気仙沼市再起支援プロジェクトが終演しました

片山和尚「日はまたのぼる」を会場全員で熱唱いたしました
3月22日、気仙沼市民会館にて、「月虹〜げっこう〜」気仙沼市再起支援プロジェクトの千秋楽を迎えました。

舞台、落語、アイドル、ビッグバンド、ジャズ、演歌、ポップス、歌謡曲など、本当にてんこ盛りのステージでしたが、とても楽しく、元気の出るひとときを過ごしました。

ご来場頂きました皆様、ご出演された皆様、スタッフ・関係者の皆様、本当にありがとうございました。

2014年3月20日木曜日

「立ち上がれ気仙沼!〜『月虹』公演に寄せて〜」片山秀光

コラム「立ち上がれ気仙沼!」3/14三陸新報より

立ち上がれ気仙沼!

〜月虹〜公演に寄せて

大震災からこの3月11日で3年が経過しました。
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず(劉希夷)と古人は詠嘆しましたが、移ろい変化してやまない無常の理をあらためて感じます。
濃密な時間の経過と、いろんな方々との邂逅が生まれたのは私だけではないでしょう。
震災の風化がささやかれる中に変わらぬ絆を保ち、いまだ心寄せる方々が居ることを私たちは忘れてはならないと思うのです。
「月虹」(げっこう)と題した劇作家 八神静竜書き下ろしの舞台公演が3月21日に2回、22日の千秋楽と、気仙沼市民会館において開催されます。今回は有料の公演ですが、大掛かりな公演に手弁当で一肌脱いで出演してくださる方々、それを支援する企業、団体は「立ち上がれ気仙沼!」と、熱い応援を私たちにしてくださるのです。
気仙沼市が誇る舞踊家、花柳寿々菊社中による日舞で幕を開け、舞台音楽担当はバイソン片山が率いる21名のフルバンド。ベテラン俳優名高達男、歌手で女優の庄野真代の俳優方が、映画監督高瀬将嗣渾身の演出で、気仙沼市民会館ステージに新撰組池田屋襲撃の池田屋がそっくりに組まれ、クライマックスに繰り広げられる7分27秒の大殺陣は必見ものだそうです。
千秋楽には特別出演のさとう宗幸と秋元順子、真梨邑ケイ、水越けいこ、吉野りこ、等々が出演し、気仙沼出身、生島ヒロシの総合司会で繰り広げられる舞台とコンサートのコラボレーションは、いまだかつてなかったことだそうです。
三年目の供養を仏教では大祥忌といい、新しい兆しという意味です。私たちは新しい一歩を進めていかねばなりません。移ろいゆく無常の中に生かされている私たち、無常だからこそ変化し、進歩していけるのです。
「今日彼岸 菩提(ぼだい)の種を 蒔く日かな」
時あたかも春彼岸、菩提の種とは人のために尽くす心の種まきです。誰もが頂いている心の種を「月虹」のキャストは舞台から私たちに蒔くのです。
それは移ろいゆく中にあって変わらぬ幸せの花なのです。
※3/14、三陸新報より引用、一部加筆

舞台「月虹」のチケットについては、気仙沼市民会館にお問合せ下さい。

「活劇の力で気仙沼再興を」舞台 月虹〜げっこう〜 河北新報より

「気仙沼を応援したい人は駆け付けてほしい」と八神さん

演劇「月虹」21、22日市内で公演

東日本大震災で被災した気仙沼市を支援する演劇「月虹」の公演が21、22日、気仙沼市市民会館で上演される。東京の芸能事務所「オフィスブルームーン」と気仙沼市の主催。上演後には地域ゆかりのアーティストらが参加するコンサートを行い、収益を子供たちのために寄付する。
「月虹」はオフィスブルームーンを運営する劇作家八神静竜さんの描きおろし作品。幕末の京都で起きた池田屋事件を扱った時代劇映画の撮影中、尊皇攘夷を唱える本物の志士たちが時代を超えて紛れ込み、騒動になる。
演出は映画監督の高瀬将嗣さん。俳優の名高達男さん、歌手の庄野真代さんが主演し、樋渡宏嗣さん、渡部ギュウさんら在仙俳優も出演する。

笑って泣ける舞台

劇作家 八神さん「応援したい人 来て」

公演のきっかけは、気仙沼市出身でブルームーン所属のジャズドラマー、バイソン片山さんからの相談だった。八神さんは「震災から3年が過ぎ、そろそろ自分たちの力で立ち上がらなければいけない。『再起』に協力してほしいと言われた」と話す。
震災を題材にした劇も考えたが、「津波などを思い起こさせる内容ではなく、笑って泣ける劇にした」と八神さん。「子供たちが安心して暮らせる平和な街を築いていかなければいけないとのメッセージを込めた」という。
クライマックスは7分以上続くチャンバラシーン。歌手の宇崎竜童さんが作曲した曲に合わせ、新撰組と志士たちが迫力ある殺陣を展開する。八神さんは「観て損をしない痛快活劇。気仙沼を応援したい人は駆け付けてほしい」と訴える。
上演は21日午後1時と6時、22日午後1時。劇の後、21日昼の回は気仙沼市の舞踊家らによる日舞など、21日夜と22日はバイソン片山さん、みなと気仙沼大使の歌手水越けいこさんらの出演するコンサートがある。22日は気仙沼市出身のフリーアナウンサー生島ヒロシさん、仙台市のシンガー・ソングライターさとう宗幸さんらも参加する。
※3/16河北新報より抜粋、一部加筆

入場料はS席6,500円など。連絡先はオフィスブルームーン 03-6914-8443 、チケットは気仙沼市民会館で購入が可能とのことです。

3月21日 22日 舞台「月虹〜げっこう〜」の準備が進められています

気仙沼市民会館では舞台「月虹」の準備が進められています。
3月21日、22日に気仙沼市民会館で上演される舞台「月虹〜げっこう〜」の準備が進められています。

昨日の夕方の情報番組、OH!バンデスでも「月虹〜げっこう〜」のPRをさせていただいたとのことですので、新たにご存知の方も多いのではないでしょうか。

この公演は舞台演劇と音楽ステージの2部構成になっており、バンド演奏はバイソン片山がつとめます。まだ残席があるようですので、ご希望の方は気仙沼市民会館に直接お問合せ下さい。中ホール側の受付窓口でチケットを購入できるそうです。

詳細については3月21日22日 月虹『〜げっこう〜』激動の夏、愛と義に散った男がいた(舞台)のページでもご覧いただけます。

2014年3月15日土曜日

東日本大震災メモリアルナイトを開催いたしました

去る3月10日、地福寺では東日本大震災メモリアルナイトを開催いたしました。
祈りの集い、皆で延命十句観音経を唱和しました
 前半は地福寺本堂にて、祈りのつどいを開催いたしました。東日本大震災の犠牲になられ、今も地福寺に眠る方々に向けて祈り、皆で延命十句観音経を唱和いたしました。
地福寺の石庭にはNPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の130人の方々によるメモリアルキャンドルが灯されました。
日が落ちると、この日ボランティアのご協力にいらしていたNPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の130人以上の方々によるメモリアルキャンドルに火が灯され、美しく会場を彩っていただきました。
第二部は白崎映美さんコンサートが開催されました。まさに東北の権化、と呼ぶにふさわしい独特の衣装と迫力あるパフォーマンスで観客を興奮の渦に巻き込みました。
第二部は白崎映美さんのコンサートを開催いたしました。白崎映美さんはバンド「上々颱風」でも活躍されたヴォーカリストで、伸びやかな歌声とパワフルなパフォーマンス、東北の由来のもので作られた、なまはげのような、鹿踊りのような、まさに東北の権化、といった独特の衣装と美しいメイクで皆を大いに驚かせ、楽しませて下さいました。

演奏はアコースティックギターとヴォーカルの2人編成にもかかわらず圧巻の演奏でした。
白崎映美さんコンサートより。皆で歌ったり、舞台に観客を上げて一緒に歌ったり、クライマックスに向けて汗ばむほどに盛り上がりました。
また白崎映美さんの山形弁の軽妙で楽しい語り、観客と一緒に歌ったり、観客をステージに上げたりし観客と一体となったステージを観せて下さいました。満場のアンコールにも応えていただき、皆おおいに楽しみました。
コンサートを終え、皆打ち解けた表情でスタッフ一同記念撮影をいたしました。
ご来場頂きました皆様、国際ボランティア学生協会の皆様、白崎映美様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

これからも、あの日を忘れずに「めげない、にげない、くじけない」で進んでまいりましょう。

4月5日 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX) @K-port

4月5日 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)
4月5日土曜日、18時〜 K-port(気仙沼市港町)にて、「森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX) 〜日本を代表するラテンミュージシャンによる熱い音楽の夕べ〜」が開催されます。

気仙沼にはもう何度もお越しいただいているミュージシャンの方々なのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。演奏は、森村献(もりむらけん、from 熱帯ジャズ楽団)が率いる森村献スペシャル(小泉哲夫:Bass、伊波淑:Perc)、さらに今回はSAXの近藤和彦氏をフィーチャーして開催されるとのこと、氏はバイソン片山バンドのメンバーとしても気仙沼にファンが多く、2013年には大曽根真 No Name Horsesでも気仙沼にお越しいただいています。

森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)

〜日本を代表するラテンミュージシャンによる熱い音楽の夕べ〜

  • 日時:4月5日 土曜日 18時〜20時 (開場:17:30)
  • 会場:K-port (気仙沼市港町1-3)
  • 入場料:予約2,500円/当日3,000円 (1drink付、中学生以下無料)
イベントの詳細、予約、問合せについては上のチラシ画像をクリックして拡大していただき、ご確認下さい。

15日14時〜 BSフジ「東日本大震災から3年『生きていく』」

3月15日 14:00〜 東日本大震災から3年『生きていく』
本日、3月15日14:00〜15:55まで、BSフジにて番組「東日本大震災から3年『生きていく』」が放送されます。
■「福島から伝えたい」歌の力
福島第一原発から28キロ地点。福島県南相馬市の中心部近くにある「南相馬市立石神第一小学校」。そこに、震災後も南相馬に残り続けた家族と子供達がいた。取材を始めたのは、震災後の2011年6月。避難していく友だちも後を絶たず、繰り返す涙の別れ。
そんな中生まれた、1つの歌がある。「福島から伝えたい」。5年生の女子生徒達が書いた「友だちなくした」「帰りたい」などの言葉を、担任の教師が歌詞にまとめ、音楽の得意な先生が曲をつけた。「福島を守りたい」というメッセージがこめられた歌は、大きな感動を呼んだ。
しかし、なかなか下がらない線量、線量計の累積のデータをどう理解すれば良いのか、保護者たちの苦悩は深まる一方だった。それでも大人たちは除染を続け、給食の放射線量を毎回測定し、運動会も屋内で行うなど放射能とむきあってきた。とまどいながら暮らし続ける中で、環境省からは、甲状腺の異常が福島で多くはなっていない、という検証データが発表されるなどようやく少し安心する情報も入るようになってきた。
そして3月22日に行われる、卒業式。「福島から伝えたい」をつくった子供たちが卒業していく。一人一人が保護者への思いを読み上げる、涙の卒業式。みんなで歌う最後の「福島から伝えたい」。
密着2年。懸命に生きてきた、福島の子供たちの思いを伝える。
泣き虫和尚「逃げない・めげない・くじけない」
宮城・気仙沼市の地福寺。高台の寺が中心だった地域で、寺以外の全てが流された。
片山秀光和尚は、被災者を寺で養いながら、倒れた墓石をかき分け、泣きながら散り散りになった遺骨を集めた。本当に少なくなってしまった檀家の人々を、型破りな講話で慰め続けた。
そして3年、ふるさとは寺の力でよみがえる。
 気仙沼に、地福寺に、住職に密着取材してきた撮影チームにより制作された番組が放送されます。是非御覧ください。

番組の詳細は、BSフジ「東日本大震災から3年『生きていく』」にてご確認下さい。

2014年3月7日金曜日

「忘れないで」カッサパ(三迦葉)



「忘れないで下さい」片山詠 作詞

忘れないで下さい あの日あの時を
忘れないで下さい

風サワサワと 瓦礫の街に
残る爪痕を なぞっている

思い出は皆 砕かれても
胸に受け止めて 残してるのに

時の彼方に 連れ去ってしまう
風はまだ 吹き荒れている
止んではいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

覚えていて下さい あの日あの時を
覚えていて下さい

波ザワザワと 黒波岸に
刻んだ傷跡を 洗っている

思い出は皆 つぶされても
両手につつみ受け 抱えてるのに

時がすべてを 連れ去ってしまう

波はまだまだ 押し寄せている
引いてはいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

時の彼方に 連れ去ってしまう
風はまだ 吹き荒れている
止んではいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

3月10日 東日本大震災メモリアルナイト地福寺にて

東日本大震災メモリアルナイト
3月10日 月曜日 17:00から、地福寺にて東日本大震災メモリアルナイトを開催致します。

NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の協力を頂き、地福寺にて祈りのつどい、追悼のキャンドル点灯と、本堂にて白崎映美(上々颱風)コンサートを開催致します。

あの東日本大震災から3年が経ちます。
あの日を忘れないように、皆様お集まり下さい。

詳細については東日本大震災メモリアルナイトのページを御覧ください。

「祈りの延命十句観音経」円覚寺派管長 横田南嶺 著

「祈りの延命十句観音経」
3月11日に、「祈りの延命十句観音経」(円覚寺派管長 横田南嶺 著)が発売されます。
”鳥は生きねばならぬ
人は生きねばならぬ”
3・11東日本大震災を機縁に
深く静かに「祈り」の輪が広がる……
「めげずに生きるぞ」と宣言する
祈り=いのちの力
横田様は東日本大震災をきっかけにご縁を頂き、度々地福寺にもお越し頂いております。著書「祈りの延命十句観音経」の中にも、東日本震災当時の地福寺周辺の状況が克明に記されています。

あの東日本大震災から3年を迎えるにあたり、ぜひご覧頂きたく思い、ご紹介させていただきました。

祈りの延命十句観音経」著者 円覚寺派管長 横田南嶺(よこたなんれい)

1964年11月、和歌山県新宮市生まれ。1987年筑波大学卒。1991年から円覚寺僧堂で修行、足立前管長に師事した。1999年円覚寺僧堂師家(修行僧を指導する力量を具えた禅匠)に就任。2010年4月1日、鎌倉の 臨済宗円覚寺派管長に就任した。
祈りの延命十句観音経」はAmazonで購入できます。→Amazon「祈りの延命十句観音経」のページを開く