地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2014年9月29日月曜日

10月8日 鎮魂の森 記念碑建立式典


地福寺のすぐ近くに「鎮魂の森」があります。


鎮魂の森では、たくさんの植樹がされ、命を守るふるさとの森を再生する拠点となっています。
(略)津波にも負けない樹木の存在と、大津波に流された人々の命をつなぎ生還させた木々の存在を知り、次第に将来の災害への備えと共に、美しい海辺を取り戻したいとの想いを抱くようになりました。
また、明治三陸の大津波の災害後、先人たちが被災地に欅の木々を植樹し、避難道の建設に尽力したことを知り、おそらく当時の状況も今回の被災と同じように逃げ遅れ、木々につかまり命をつなぎ生還した事実が植樹へと繋がったように思われます。(海べの森をつくろう会 ホームページから抜粋)
ここには、畠山家の皆さんが暮らしておりましたが、2011年の東日本大震災の大津波により一家三人全員が犠牲となられました。

震災後、畠山家ご遺族兄弟ご一同から寄贈を受け、大切に育てている場所でもあります。



このたび、かねてより計画しておりました記念碑が完成の運びとなります。

つきましては、10月8日(水曜日)に建立記念式典を執り行い、鎮魂と感謝の信をたなむけたく存じますので、ご出席頂けますようお願い申し上げます。

  • 2014年10月8日(水曜日)
  • 午前11時 記念碑建立式典(鎮魂の森にて)

10月4日 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX) K-portにて

10月4日土曜日、18時から、「森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)〜日本を代表するラテンミュージシャンによる熱い音楽の夕べ〜」がK-portにて開催されます。

熱帯JAZZ楽団でも活躍する森村献さん(ピアノ)、伊波淑さん(パーカッション)に日本では数少ないラテン音楽に精通したベーシスト小泉哲夫さん(ベース)で構成される森村献スペシャルに、バイソン片山バンドでもお馴染み、現在は熱帯JAZZ楽団で活躍されている近藤和彦さん(サックス)をゲストに迎えて熱い演奏を繰り広げます。

飛び入り歓迎!とのことですので、楽器を持って乱入してみてはいかがでしょうか。

  • 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)
  • 〜日本を代表するラテンミュージシャンによる熱い音楽の夕べ〜
  • 日時:10月4日(土)18〜20時(開場:17:30)
  • 会場:K-port 気仙沼市港町1-3
  • 入場料:予約2500円/当日3000円(1ドリンク付、中学生以下無料)
  • 予約・問合せ:「東北に音楽を届ける会」市毛:090-1880-6642

第四十回 気仙沼市 海の殉難者追悼慰霊法要


9月26日、地福寺の本堂にて、第四十回 気仙沼市 海の殉難者追悼慰霊法要が行われました。




海の殉難者追悼慰霊法要では、海の仕事で亡くなられた方々のご遺族や、漁業関係者などがご出席され、海の殉難者の追悼と、今後の安全な航海を祈念いたしました。


法要のあと、歌手の大城バネサさんによるチャリティー歌謡ショーが行われ、力強い楽曲「三陸海岸」の演奏が奉納されました。

2014年9月19日金曜日

「みんなの集まる みんなのお寺」どなた様もご自由にご参拝下さい


「みんなの集まる みんなのお寺」

地福寺にはどなたさまもご自由にご参拝いただけます。

大震災以降、たくさんの写真を展示しております。ご自由に御覧ください
お気軽にお入りください。

地福寺への道のり

もうすぐ秋の彼岸を迎えます

もうすぐ秋の彼岸を迎えますが、お彼岸は先祖を敬い、亡き人を偲ぶ日であるとともに、生命のありがたさに深く思いを致す日でもあります。
彼岸の六つの誓い(六波羅蜜)
一、人と分け合います(布施)
二、規律をまもります(持戒)
三、苦難にくじけません(忍辱)
四、努力を怠りません(精進)
五、平常心を忘れません(禅定)
六、正しい心を養います(知恵)
いのちの恵みに感謝し、有縁無縁のいのちに供養する秋の彼岸会を、先の日程にて厳修致します。

皆様お誘い合わせのうえ、お参りください。

  • 日時: 9月23日午前10時より
  • 場所: 本堂にて

9月26日 気仙沼市海の殉難者慰霊法要について

9月26日、地福寺にて「気仙沼市 海の殉難者慰霊法要」を執り行います。

秋彼岸にあたって行われています法要で、併せて海没諸霊の施餓鬼供養を執り行います。

気仙沼市 海の殉難者慰霊法要

  • 日時: 平成26年9月26日(金曜日)10時40分から

  • 場所: 地福寺(地福寺への道のり)



  • なお、慰霊法要終了後、演歌歌手「大城バネサ」さんの【チャリティー歌謡ショー】を行います。

    10月24日 カッサパ(三迦葉)コンサート 愛媛県八幡浜市


    10月14日(金曜日)午前10時〜、片山和尚率いる節語り説法グループカッサパ(三迦葉)のコンサートが愛媛県西宇和市のJAにしうわ リジェール八幡浜 5F スターホールにて開催されます。



    東日本大震災被災地復興支援チャリティーコンサート

    節語り説法 カッサパコンサート


  • 日時: 2014年10月24日(金)午前10時開場/午前10時30分開演

  • 開場: JAにしうわ リジェール八幡浜 5F スターホール

  • 出演: 節語り説法グループ カッサパ(三迦葉)

  • 片山秀光(唄/語り)、富塚孝(津軽三味線)、八代真生(キーボード)、バイソン片山(ドラムス)、岸淑香(キーボード)

    「カッサパ(三迦葉)」とは

    国際派ジャズドラマーであるバイソン片山の実兄で、宮城県気仙沼市岩井崎に江戸時代より続く愛宕山地福寺の住職、片山秀光和尚率いる唄と語りの音楽説法グループである。結成は2010年。

    2014年3月11日に東日本大震災により落慶間もない本堂・庫裏・花園会館が被災。

    九死に一生を得た秀光和尚が故郷の人々を励まし続け、被災された人を慈しみ一日も早い復興をとの想いを世に発信していかなければと、バイソン片山と和尚ゆかりのミュージシャンとで活動を再開した。

    禅の教えを元にした法話と音楽で、被災地の現実を語り合う「語り部」として全国行脚を続けている。
  • チケット前売り: 大人 500円

  • チケット販売、お問い合わせ: 藏福寺 0894-22-1677 / 090-6283-9418(生玉)まで


  • 2014年9月10日水曜日

    9月26日 「三陸海岸」海の男達への応援歌 奉納イベント 大城バネサ

    9月26日(金曜日)、地福寺本堂にて、海の殉難者慰霊祭をとりおこないます。

    また地福寺では演歌歌手の大城バネサさんを以前からご紹介しておりますが、同日、地福寺本堂にて「三陸海岸」海の男達への応援歌 奉納イベントを予定しております。

    前回の「三陸海岸」コンサートのようす

    大城バネサ

    アルゼンチン生まれの日系アルゼンチン人2世(父親は沖縄県生まれの日系1世、母親は祖父母が沖縄県出身の日系2世)。祖父母が沖縄県出身のため、幼少の頃から沖縄民謡や日本の音楽に親しみ、日系人の間で開催されるカラオケ大会などで演歌を唄い始める。

    2001年10月「NHKのど自慢」アルゼンチン大会に出場し優勝。翌3月、「NHKのど自慢・チャンピオン大会」にアルゼンチン代表として出場、海外勢初の(平成13年度)グランドチャンピオンとなった。

    日本語のレッスンとボイストレーニングを経て、2003年8月「鴎も飛ばない海だよ」でEMIミュージック・ジャパンよりデビュー。2008年8月には、沖縄県人移民100周年記念式典のイベントに出演、また来日6年目にして初のアルゼンチンで凱旋公演を行い、1500人を動員。2010年6月に、岐阜羽島駅前に自身の飲食店「Cafeteria Vanesa/カフェテリア バネサ」をオープンさせた。

    デビュー10年を迎えた2013年6月5日、日本コロムビアより入魂のニューシングル「三陸海岸 / 女漁師」を発売。



    海の殉難者慰霊祭、ならびに「三陸海岸」海の男達への応援歌 奉納イベントについての詳細は改めて地福寺ホームページにてご紹介をさせていただきます。

    10月4日 森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX) @k-port

    10月4日、日本を代表するラテンピアニスト、森村献(もりむらけん)氏が率いる「森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)」のコンサートが、K-portで開催されます。

    気仙沼では4回目となる今回のライブも、ご紹介をさせていただきます。

    森村献スペシャル with 近藤和彦(SAX)

    日本を代表するラテンミュージシャンによる熱い音楽の夕べ

  • 日時: 10月4日(土) 18:00〜(開場 17:30)

  • 開場: K-port(気仙沼市港町1-3)

  • 入場料: 予約 2,500円 当日3,000円(1ドリンク付、中学生以下無料)


  • 出演: 森村献 (ピアノ from 熱帯JAZZ楽団) / 小泉哲夫 (ベース) / 伊波淑 (パーカッション from 熱帯JAZZ楽団)

  • ゲスト: 近藤和彦 (SAX)


  • ご予約・お問い合わせ先: K-port 0226-25-9915 / 「東北に音楽を届ける会」市毛 090-1880-6642 hola.yukikoichige@gmail.com


  • ペスカオ デ オロ ラテンジャズコンサートを開催しました

    アンコールはスタンディングとなりました
     9月7日、地福寺本堂にて、ペスカオ デ オロのラテンジャズコンサートを開催いたしました。

    ペスカオ デ オロは、パーカッショニストの橋田正人(ペッカー)氏が中心となり立ち上げられた「楽器で笑顔基金」の活動において、特に被災地の学校で演奏する際のバンド名だそうです。日本語に訳すと「金の魚」、輝かしい子供たちの未来という意味が込められています。

    NPO法人 楽器で笑顔基金


    『楽器で笑顔基金』とは - 私たちが活動している理由。

    2011年3月11日 午後14時46分に発生した東北の大地震、それによって引き起こされた巨大津波は、 岩手、宮城、福島県の海岸一帯に甚大な被害を発生させました。多くの街、港が大きな打撃を被っています。 そして沢山の人々の人生を変えてしまったのです。楽しく音楽を演奏していた学校の楽器も流されたり、塩水をかぶったりしました。
    この事態の収束には10年単位の時間がかかる事でしょう。我々はこの大災害に対してできることはなにかを考え、微力ながら資金を蓄え、楽器を購入、もしくは善意で寄贈された楽器等を自らが運搬してそれらの学校、地域に住む子供たちに届ける事で笑顔になってもらいたいと思っています。
    そして平和な暮らしに豊かな音楽のハーモニー、メロディ、気持ちの良いリズムが奏でられる様に願っています。

    一部抜粋 (楽器で笑顔基金とは)

    地福寺の本堂を埋め尽くすほどの観客が集まり、皆笑顔で大いに盛り上がりました。また、翌日の面瀬中学校でのラテンジャズコンサートも大いに盛り上がったそうです。ペスカオ デ オロの皆様に御礼申し上げます。
    コンサート終了後、皆で記念撮影をいたしました

    2014年9月5日金曜日

    秋彼岸がやって参ります

    秋明菊(シュウメイギク)
    秋明菊が咲き始めました。

    話しかけ、話しかけして 墓洗ふ - 渡辺彦陽

    秋彼岸がやって参ります。9月20日から26日までの一週間、
    一、奉仕の心を忘れない。
    二、規律や人との約束を守る。
    三、花のような柔和な心をもつ。
    四、今日の務めに精を出し、励む。
    五、平常心を忘れず、あわてない。
    六、物事を正しく判断する知恵をもつ。

    「六波羅蜜」という六つの徳目を心がけて過ごす信仰週間です。

    秋海棠(シュウカイドウ)

    いきもの供養 命を愛おしむ


    思い出してください
    動物たちが残して行ってくれた
    形にも言葉にもできない
    様々な宝物を
    ~「虹の橋」より~

    癒やされた動物たちを、きちんと還してあげましょう。


    朝焼け小焼けだ
    大漁だ
    大羽鰮の大漁だ
    浜は祭りの
    ようだけど
    海の底では何萬の
    鰮のとむらい
    するだろう
    ~金子みすず「大漁」より~

    三陸新報より「ジャズバンド演奏会 気仙沼 地福寺」


    三陸新報 2014年9月4日より引用

    ジャズバンド演奏会

    気仙沼 地福寺

    気仙沼の復興を応援するミュージシャンで作られたジャズバンド「ペスカオ・デ・オロ」による演奏会が、7日午後7時から市内波路上牧の地福寺で開かれる。

    バンドは、日本のパーカッションミュージシャンの草分け的存在であるペッカーさんを中心に結成。震災後、市内の学校を訪れ、文化祭などでライブを行っている。

    今回も、ペッカーさんをはじめ、ベースやピアノ、トロンボーンなどのプロミュージシャンがラテンジャズのナンバーを演奏する。

    チケットは前売り2500円(当日3000円)。問合せは事務局の市毛さん(電話 090-1880-6642)まで。


    地福寺でもこのチケットを取り扱っております。地福寺( 0226-27-2163)までお問い合わせください。

    三陸新報より「地福寺本尊の開帳も 11月 両国で気仙沼物産展」

    三陸新報(2014年9月4日)の記事を紹介させていただきます。

    地福寺本尊の開帳も

    11月 両国で気仙沼物産展

    気仙沼市の特産品を販売し、産業復興をPRする物産展「両国まるごと気仙沼ふぇすた」が11月、東京都墨田区両国で開かれることが決まった。首都圏に食や観光などの魅力をアピールして誘客を図る。

    物産展は墨田区両国にある寺院両国回向院が、震災復興支援事業「復幸・支縁。江戸両国から気仙沼へ」として企画した。期間は(追記:11月)8日から24日まで

    寺院境内にブースを設け、鮮サンマやワカメなどを販売するほか、被災状況や復興の様子を写したパネルを展示。津波被害に遭った階上地福寺の本尊・地蔵菩薩坐像の開帳も予定している。

    寺院周辺の商店街がイベントに協力。気仙沼の食材を活用した新メニューを開発して提供するなど、気仙沼と両国の交流を図る。今後、実行委員会では物産展に出店する事業所を募ることにしている。


    このイベントについては、また改めてご紹介をさせていただきます。

    2014年8月27日 日刊スポーツ「大城バネサ『三陸海岸』ロングヒット」

    2014年8月27日 日刊スポーツ「大城バネサ『三陸海岸』ロングヒット デビュー10年の昨年発売、サンマ漁に命をかける漁師をパワフルに」
    (引用ここから)アルゼンチン2世の演歌歌手 大城バネサ(32)の「三陸海岸」(作詞:青山るみ、作曲:岡千秋、編曲:丸山雅仁)がロングヒットしている。デビュー10年の昨年6月5日に発売され、サンマ漁に命をかける三陸漁師をパワフルに歌う。昨年に続き、8月中旬に宮城・気仙沼港での大型サンマ漁船の出船送りに参加し、同曲を熱唱した。02年に「NHKのど自慢・チャンピオン大会」で、海外勢初のグランドチャンピオンとなり歌手デビューしたが、レコード会社から契約を切られるなど苦労もあった。起死回生の一曲となりそうだ。

    8月17日午前、宮城・気仙沼港。全国各地から集結した10隻の大型サンマ船が次々と出港した。岸壁には漁師の家族や友人、関係者ら1000人以上が集まり、無数の紙テープが舞った。気仙沼の伝統行事「サンマ船の出船送り」。東日本大震災の津波の爪痕が今も残る気仙沼港は、活気に満ちあふれた。

    大城バネサは、船に向かって「三陸海岸」を何度も繰り返し熱唱した。

    ♪出船だ 出船だ 錨を上げろ 活きが勝負の サンマ漁 三陸漁師の 心意気・・・ (引用おわり)
    大城バネサさんには9月26日、地福寺で行われる海の殉難者慰霊祭終了後、「三陸海岸」海の男達への応援歌 奉納イベントを予定しております。