地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2014年12月26日金曜日

地福寺 年末年始のおしらせ


2014年末〜2015年始にかけての地福寺での催しをご案内いたします。

除夜の鐘

  • 12月31日 午後11:30〜
引き続き本堂で新年のご祈祷を行い、終了後は福だるまのくじ引きでお楽しみください。なお、ご参加いただいた方には縁起物をもれなく差し上げます。

修正会

  • 1月1日 午前0:00〜
  • 1月2日〜3日 午前7:30〜
新年にあたり身を清め、良き年となるようお勤めに参加して祈りを捧げましょう。

新年廻礼

  • 1月4日
正月のめでたいお札を各家に配ります。

お寺まいり

  • 1月16日 終日
女性部有志の吊るし雛作品を展示いたします。お寺まいり方々お楽しみください。
※吊るし雛は15日〜16日の二日間展示いたします。

藏福寺(八幡浜市)よりお礼状をいただきました


 カッサパ(三迦葉)で演奏をさせていただきました、八幡浜市の藏福寺様より、お礼状を頂戴いたしました。

一緒に写真と、演奏の様子が収められたブルーレイディスクが入っており、とても盛り上がった様子を思い出しながら、片山住職はじめ地福寺一同で楽しく拝見しております。

震災犠牲者の冥福祈り〜回向院から延命菩薩像(三陸新報より)

気仙沼市波路上牧の地福寺(片山秀光住職)に、東京都墨田区の回向院から贈られた延命菩薩(ぼさつ)像が安置されている。
菩薩像は手彫りの像で高さ約50センチ。地福寺の本尊延命地蔵菩薩が、回向院の出開帳(11月8〜24日・回向院)に招かれた際、触れることができない地福寺の本尊に変わって、じかに触れて参拝できるようにと、製作された。
この時、菩薩像は2体製作され、1体は江戸時代に起こった明暦の大火での犠牲者鎮魂のために建てられた、回向院に置かれ、もう1体が地福寺に贈られた。
ともに天災の犠牲者を祈るものとして、東京と気仙沼で、鎮魂につながってほしいという意味が込められている。
地福寺では杉ノ沢でなくなった犠牲者が眠る一室に安置されている。回向院は浄土宗、地福寺は臨済宗と宗派を越えて縁を結んでおり、片山住職は「菩薩像は犠牲者の鎮魂や生きることの尊さを教えてくれるはず」と話した。(三陸新報 平成26年12月26日より引用)


2014年12月18日木曜日

木魚「玉斉」を謹調いたしました

地福寺では、「玉斉」作の木魚「芯さり」を使用しております。

この木魚は楠でできており、この大きさの木魚を作り出すためには直径130cm以上の楠が必要といわれておりますが現在日本にはこのサイズの楠は現存しておらず、大変貴重な品といわれております。

先の東日本大震災では、この木魚も津波にもまれておりましたが、このたび「玉斉」の手により謹調され、本日奉納の運びとなります。

地福寺にご参拝の折りにはぜひこの木魚にも目を留めて頂ければと思います。

地福寺 2014年末 2015年始のお知らせ

2014年末〜2015年始にかけての地福寺での催しをご案内いたします。

また本日は午後より、この一年を振り返り新たな一年を迎える準備をするための大掃除と、忘年会を予定しております。

除夜の鐘


  • 12月31日 午後11:30〜

引き続き本堂で新年のご祈祷を行い、終了後は福だるまのくじ引きでお楽しみください。なお、ご参加いただいた方には縁起物をもれなく差し上げます。

修正会


  • 1月1日 午前0:00〜
  • 1月2日〜3日 午前7:30〜

新年にあたり身を清め、良き年となるようお勤めに参加して祈りを捧げましょう。

新年廻礼


  • 1月4日

正月のめでたいお札を各家に配ります。

お寺まいり


  • 1月16日 終日
女性部有志の吊るし雛作品を展示いたします。お寺まいり方々お楽しみください。
※吊るし雛は15日〜16日の二日間展示いたします。

「災害復興なで地蔵」が安置されました

2014年11月に両国の回向院にて開催されました「地福寺出開帳」で開帳されておりました地福寺の延命地蔵菩薩坐像のお前立菩薩像 二体(兄弟)のうちの一体(兄)が、地福寺に安置されました。

地福寺では「災害復興なで地蔵」と名付け、ご参拝の皆さんに直接触れて(撫でて)頂けるように安置しております。お地蔵様に直接触れて願いを託してください。

また、ご参拝頂いた方には、「延命地蔵菩薩 結縁之証」を進呈いたします。

平成26年11月8日から24日、宮城県気仙沼市波路上にある臨済宗妙心寺派地福禅寺御本尊・延命地蔵菩薩様が、諸宗山無縁寺回向院での出開帳の為、東京都墨田区両国までご来臨下さいました。

この出開帳は平成23年に起きた東日本大震災の復幸支縁を目的に、気仙沼・両国を中心とした沢山の人々に支えられ開催に至っております。この出開帳による縁の証として、延命地蔵菩薩様のお前立像を二体製作しました。追善回向と生きとし生けるすべてのものの幸せを願い、出開帳に訪れた方に直に触ってお参りして頂くことで、それらの想いが深く刻まれた尊像が完成します。出開帳後には、一体を地福禅寺に、一体を回向院に安置し、天災で亡くなられた多くの生命の供養のため、また一日も早い復幸を祈願するとともに、こうして結ばれたご縁が末永く続くこと、慈悲の光が隅々までいきわたりますことをお祈りしております。(「延命地蔵菩薩 結縁之証」より引用)

2014年12月12日金曜日

地福寺 年末年始の催しについて

すっかり寒くなってまいりました
地福寺の年末年始の催しについて、ご案内をさせて頂きます。

12月31日 除夜の鐘

今年も大晦日の午後23時30分より除夜の鐘を撞き、24時より本堂で新年の祈りを修します。

ご参加された方には縁起物をプレゼントいたします。多くの皆様のご参拝をお待ちしております。

  • 日時:12月31日 23:30〜
  • 場所:地福寺 本堂
  • 備考:縁起物のプレゼントがございます

1月1日〜3日 修正会(しゅしょうえ)


元日から三日まで、みずから仏の教えを守り、正しい生き方を修していくことを誓うおつとめをします。これを「修正会」といいますが、この法会は、聖武天皇が諸国の国分寺において己の罪を懺悔する「悔過法(けかほう)」という法会をおこなったのが始まりとされています。

お寺では住職が「大般若経」を転読して、仏法の興隆、人類の平和、国土の安全、檀信徒をはじめとして有縁の人々の平安無事を本堂に集った方々と共に祈ります。

大般若会とは「大般若転読祈禱会(だいはんにゃてんどくきとうえ)」の略で、六百巻という膨大な数の「大般若経」を漢訳した中国・唐代の玄奘三蔵法師(げんじょうさんぞうほうし)の徳に感謝の意をあらわし、そのあとに経典の転読をします。

転読とは、経典の初めと終わりの部分のみを読み、中身はパラパラとめくり、その間に陀羅尼(だらに)を唱えるという読み方のことです。一巻を終わるごとに「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と大きな声で唱えますが、その意味は、一切の悪い心を取り除き、清浄な人間として完成することを願うとともに、多くの人もまた平和な日々を送ることができるようにと祈るものです。

この大般若会のとき、仏前に供える札を「般若札」といい、法要が終わったあと檀信徒をはじめ有縁の人たちに配ります。家門吉祥(かもんきっしょう)・災除魔障(さいじょましょう)などの祈りがこめられた、この般若札は各家庭の護符ですから、家の入口に貼って魔除けにするといいでしょう。

また、参加者お楽しみの大きなダルマの福引をします。参加者にはもれなく干支を差し上げますのでぜひお楽しみにお越しください。

  • 日時:1月1日 0:00〜、2日 3日 7:30〜
  • 場所:地福寺 本堂にて

1月16日 お寺まいり

昨年のようす
本年も、1月16日のお寺まいりでは、女性部の方々の手によるつるし雛の展示を行います。華やかに飾られた本堂に、ぜひお越しください。

  • 日時:1月16日 終日
  • 場所:地福寺 本堂にて
  • 備考:女性部によるつるし雛の展示

昇天の竜

地福寺の近く、鎮魂の森に屹立しておりました昇天の竜(作:城所ケイジ氏)ですが、風雨にさらされて根本が朽ちつつありました。

このままにしておくと危険なため、保存方法を検討しておりました。

地福寺の本堂に安置するため、現在は本堂前にて乾燥させております。

地福寺にお越しの際には、本堂前に安置しておりますので、お近くでご覧になってみてください。竜の顔が間近に拝めるのは本当に貴重な機会です。


犠牲者の魂 安らかに - 被害木で10メートル昇竜 (三陸新報 平成24年7月29日)


気仙沼市階上の地福寺向かいの被災地で、チェーンソーアート第一人者の城所ケイジさん(45)が、津波被害を受けた木を使って昇竜のモニュメントを制作している。

城所さんは全国の被災した寺院に鎮魂や早期復興を願い、竜の彫刻を寄贈しており、先日、本吉町の浄福寺にも2対の竜を製作、寄贈した。

今回も大、中、小のチェーンソーだけを使い、津波被害を受けた約10メートルの杉に竜を彫っている。

樹齢100年以上を数える木は、明治三陸津波で高台移転した住民が植えたものという。今回の震災で犠牲になった小学校教諭 畠山登美子さん(当時52)の自宅があった場所でもある。

城所さんは「犠牲になった人たちの魂が、安らかに天に昇ることを願っている」と語り、夏の日差しを受けながら懸命に作業を続けている。きょう29日には地面から天に向かう昇竜が出来上がる予定だ。

周辺は住民による「海べの森をつくろう会」の森の防潮堤の先駆けになる場所で、同会では、震災前に詠んだ畠山さんの歌碑を造るなどし、竜のモニュメントと合わせて鎮魂の森としての整備も目指している。

片山秀光住職は「被災を絶対に風化させてはならない。減災や住民の命を守る目的で植えた杉を使った竜が、亡くなった魂を天に導いてくれるはず」と話した。(引用)

国技館通り商店街 会長 田宮和夫様より、気仙沼の皆様へのお手紙

国技館通り商店街(東京・両国)会長の田宮和夫様より、気仙沼の皆様にお手紙を預かっております。

「地福寺出開帳両国回向院ならびに、両国まるごと気仙沼フェスタの御礼

拝啓

晩秋の候、皆様方におかれましては、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。

この度は、両国の地で開催されました、「地福寺出開帳両国回向院」ならびに、「両国まるごと気仙沼フェスタ」へご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

お陰様をもちまして、11月8日から24日までの期間中は事故もなく、また大勢のご来場者をお迎えし盛大に開催することができました。

すべてのご来場の皆様が、忘れかけた震災の復興に想いを寄せ、個人としてできる限りの商品の購入で支援の意をご表明くださいましたこと、私どもの心に深く響いております。

慣れない商品の販売を通して、人は温かくそして慈悲深いことをあらためて感じさせていただきました。

このご縁を頂戴し、今後も気仙沼の皆様と国技館通り商店街が、より一層の深きご縁となりますよう、そして被災されたすべての地域が復興され、さらなるご発展をされますよう心より祈念いたしまして、御礼のご挨拶とさせて頂きます。

敬具」

2014年12月4日木曜日

2015年3月10日 毎歳忌 筑前琵琶奏者 川村旭芳 演奏会

2015年3月10日の夜、地福寺では東日本大震災 毎歳忌をとりおこないます。

東日本大震災 毎歳忌としての法要を営み、筑前琵琶奏者の川村旭芳さんを迎えて、亡き人々を偲びたいと考えています。

詳細については改めてご覧の地福寺のホームページにてお知らせいたします。

地福寺 年末の催しについて

地福寺の周辺は数日前から突然 冬の気候になりました。とても寒い風が吹いていますが、雪はまだなく、雨が降り続いております。本日は雨こそ降っていませんが、灰色の空が重くのしかかっています。

地福寺で営まれる年末にかけての催し物をご紹介いたします。

成道会(12月8日)

12月8日は、お釈迦様がインド・ブッダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれた日で、仏教徒にとりましては降誕祭、涅槃会と並んで大切な報恩感謝の日です。

地福寺では成道会を行いますので どうぞ、ご参詣ください。

除夜の鐘ご案内(12月31日)

今年もあわただしく過ぎ去ろうとしております。

何かと気ぜわしい年の暮れほど、静かに自分を省みる時間が欲しいものです。

今年も大晦日の午後11時30分より除夜の鐘を撞き、12時より本堂で新年の祈りを修します。



ご参加された方には縁起物をプレゼントいたします。多くの皆様のご参拝をお待ちしております。
地福寺ではとても空が広く見えるため、季節ごとの空気をとても敏感に感じることができます。お近くをお通りの際にはぜひ、気軽にお立ち寄りください。


地福寺の近く、海辺の森をつくろう会で植樹した木々も、少しずつですが確実に成長してきています。地福寺からは歩いてすぐの距離にありますので、ぜひこちらもご覧頂ければ幸いです。

津波から命を守るために

津波から命を守るには、避難するしかありません!
  • 海岸で大きな揺れを感じたら・・・
  • 津波警報を知らせる放送やサイレンを聞いたら・・・
  • 避難の呼びかけがあったら・・・
  • すぐに高台や津波避難場所あるいは津波避難ビルなど頑丈な建物のできるだけ上の階に避難しましょう。
  • 海の中にいる人に知らせてください。
  • 自動車での避難はやめましょう。

海辺の町に着いたら・・・

  • 津波避難場所と避難経路を確認しましょう。
  • 防災行政無線やテレビ・ラジオなどでお知らせする津波警報・津波注意報や地震情報に注意しましょう。
津波の特徴
  • 津波の力はとても強く、たとえ50cmの津波でも立っていることはできません。
  • 津波は必ずしも引き波から始まるわけではありません。突然、押し波で襲ってくることがあります。
  • 津波は第一波より、二波目・三波目など、後からやってくる波の方が高いことがあります。特に遠く離れた外国などの地震による津波では、第一波から数時間後に最大の波となることがあります。
津波警報・注意報、地震情報などはインターネットや携帯端末でも確認できます。
「津波から命を守るために」(国土交通省 気象庁 仙台管区気象台)から抜粋させていただきました。

11月27日 地福寺の本尊地蔵菩薩坐像が帰山いたしました

11月27日午前、出開帳により東京・両国の回向院に遷座されていた本尊地蔵菩薩坐像が地福寺に帰山し、安座法要を営みました。

現在は地福寺本堂にいらっしゃいますので、お越しの際にはぜひおまいりください。

11月29日 「明日に向かって」渋民振興会講演会(一関市大東町)

撮影:梅津覚太郎
11月29日、一関市大東町渋民にて、渋民振興会講演会が催され、片山住職が率いる「カッサパ(三迦葉)」が「明日に向かって」と題して講演を行いました。

また、会場では「宮城・気仙沼津波被災写真展」が開かれ、梅津覚太郎氏が撮影した写真を中心に59点の写真が展示されました。

渋民振興会の菊池紘一会長は、「気仙沼は隣町と言ってもいい近所で、渋民と交流のある人もいる。災害は決して人ごとではないことを改めて感じてほしい」と話しています。

12月3日 秋元順子さんのコンサートに行ってまいりました

12月3日、東京エレクトロンホール宮城で開催されました、歌手の秋元順子さんのコンサート「10th Anniversary 秋元順子コンサート 2014 〜歌ある限り、愛のままで生きる〜」に行ってまいりました。

秋元順子さんは、地福寺に何度もお越しいただき、コンサートを開いて頂いておりますので、気仙沼の皆さんにはすっかりお馴染みですね。

秋元順子さんのコンサートツアー「10th Anniversary 秋元順子コンサート 2014 〜歌ある限り、愛のままで生きる〜」は、12月5日には愛知で2公演、12月17日に中野サンプラザホールで千秋楽を迎えます。

秋元順子(歌手)

  • 出身/東京都 深川生まれ
  • 誕生日/1947年6月21日
歌手生活の始まりはハワイアンバンドであるが、スタンダードやシャンソン、カンツォーネ、ラテン、ポップス、民謡、歌謡曲…などジャンルを問わず幅広くライブ活動をする中、デビュー曲「マディソン郡の恋」と出会い2004年4月にインディーズで発売。
映画「マディソン郡の橋」をモチーフにした切ない大人の恋物語を、ルンバのリズムにのせた哀愁溢れるアレンジと、秋元順子の伸びやかで心に沁みる歌声が、一度聞いたら忘れられないと大評判に。

インディーズ発売直後から口コミで広がり、有線問い合わせランキングで連続1位になり、2005年7月メジャーデビュー。

秋元順子 オフィシャルサイト