地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
「めげない にげない くじけない」地福寺のサイトへようこそ

2014年12月26日金曜日

地福寺 年末年始のおしらせ


2014年末〜2015年始にかけての地福寺での催しをご案内いたします。

除夜の鐘

  • 12月31日 午後11:30〜
引き続き本堂で新年のご祈祷を行い、終了後は福だるまのくじ引きでお楽しみください。なお、ご参加いただいた方には縁起物をもれなく差し上げます。

修正会

  • 1月1日 午前0:00〜
  • 1月2日〜3日 午前7:30〜
新年にあたり身を清め、良き年となるようお勤めに参加して祈りを捧げましょう。

新年廻礼

  • 1月4日
正月のめでたいお札を各家に配ります。

お寺まいり

  • 1月16日 終日
女性部有志の吊るし雛作品を展示いたします。お寺まいり方々お楽しみください。
※吊るし雛は15日〜16日の二日間展示いたします。

藏福寺(八幡浜市)よりお礼状をいただきました


 カッサパ(三迦葉)で演奏をさせていただきました、八幡浜市の藏福寺様より、お礼状を頂戴いたしました。

一緒に写真と、演奏の様子が収められたブルーレイディスクが入っており、とても盛り上がった様子を思い出しながら、片山住職はじめ地福寺一同で楽しく拝見しております。

震災犠牲者の冥福祈り〜回向院から延命菩薩像(三陸新報より)

気仙沼市波路上牧の地福寺(片山秀光住職)に、東京都墨田区の回向院から贈られた延命菩薩(ぼさつ)像が安置されている。
菩薩像は手彫りの像で高さ約50センチ。地福寺の本尊延命地蔵菩薩が、回向院の出開帳(11月8〜24日・回向院)に招かれた際、触れることができない地福寺の本尊に変わって、じかに触れて参拝できるようにと、製作された。
この時、菩薩像は2体製作され、1体は江戸時代に起こった明暦の大火での犠牲者鎮魂のために建てられた、回向院に置かれ、もう1体が地福寺に贈られた。
ともに天災の犠牲者を祈るものとして、東京と気仙沼で、鎮魂につながってほしいという意味が込められている。
地福寺では杉ノ沢でなくなった犠牲者が眠る一室に安置されている。回向院は浄土宗、地福寺は臨済宗と宗派を越えて縁を結んでおり、片山住職は「菩薩像は犠牲者の鎮魂や生きることの尊さを教えてくれるはず」と話した。(三陸新報 平成26年12月26日より引用)


2014年12月18日木曜日

木魚「玉斉」を謹調いたしました

地福寺では、「玉斉」作の木魚「芯さり」を使用しております。

この木魚は楠でできており、この大きさの木魚を作り出すためには直径130cm以上の楠が必要といわれておりますが現在日本にはこのサイズの楠は現存しておらず、大変貴重な品といわれております。

先の東日本大震災では、この木魚も津波にもまれておりましたが、このたび「玉斉」の手により謹調され、本日奉納の運びとなります。

地福寺にご参拝の折りにはぜひこの木魚にも目を留めて頂ければと思います。

地福寺 2014年末 2015年始のお知らせ

2014年末〜2015年始にかけての地福寺での催しをご案内いたします。

また本日は午後より、この一年を振り返り新たな一年を迎える準備をするための大掃除と、忘年会を予定しております。

除夜の鐘


  • 12月31日 午後11:30〜

引き続き本堂で新年のご祈祷を行い、終了後は福だるまのくじ引きでお楽しみください。なお、ご参加いただいた方には縁起物をもれなく差し上げます。

修正会


  • 1月1日 午前0:00〜
  • 1月2日〜3日 午前7:30〜

新年にあたり身を清め、良き年となるようお勤めに参加して祈りを捧げましょう。

新年廻礼


  • 1月4日

正月のめでたいお札を各家に配ります。

お寺まいり


  • 1月16日 終日
女性部有志の吊るし雛作品を展示いたします。お寺まいり方々お楽しみください。
※吊るし雛は15日〜16日の二日間展示いたします。

「災害復興なで地蔵」が安置されました

2014年11月に両国の回向院にて開催されました「地福寺出開帳」で開帳されておりました地福寺の延命地蔵菩薩坐像のお前立菩薩像 二体(兄弟)のうちの一体(兄)が、地福寺に安置されました。

地福寺では「災害復興なで地蔵」と名付け、ご参拝の皆さんに直接触れて(撫でて)頂けるように安置しております。お地蔵様に直接触れて願いを託してください。

また、ご参拝頂いた方には、「延命地蔵菩薩 結縁之証」を進呈いたします。

平成26年11月8日から24日、宮城県気仙沼市波路上にある臨済宗妙心寺派地福禅寺御本尊・延命地蔵菩薩様が、諸宗山無縁寺回向院での出開帳の為、東京都墨田区両国までご来臨下さいました。

この出開帳は平成23年に起きた東日本大震災の復幸支縁を目的に、気仙沼・両国を中心とした沢山の人々に支えられ開催に至っております。この出開帳による縁の証として、延命地蔵菩薩様のお前立像を二体製作しました。追善回向と生きとし生けるすべてのものの幸せを願い、出開帳に訪れた方に直に触ってお参りして頂くことで、それらの想いが深く刻まれた尊像が完成します。出開帳後には、一体を地福禅寺に、一体を回向院に安置し、天災で亡くなられた多くの生命の供養のため、また一日も早い復幸を祈願するとともに、こうして結ばれたご縁が末永く続くこと、慈悲の光が隅々までいきわたりますことをお祈りしております。(「延命地蔵菩薩 結縁之証」より引用)

2014年12月12日金曜日

地福寺 年末年始の催しについて

すっかり寒くなってまいりました
地福寺の年末年始の催しについて、ご案内をさせて頂きます。

12月31日 除夜の鐘

今年も大晦日の午後23時30分より除夜の鐘を撞き、24時より本堂で新年の祈りを修します。

ご参加された方には縁起物をプレゼントいたします。多くの皆様のご参拝をお待ちしております。

  • 日時:12月31日 23:30〜
  • 場所:地福寺 本堂
  • 備考:縁起物のプレゼントがございます

1月1日〜3日 修正会(しゅしょうえ)


元日から三日まで、みずから仏の教えを守り、正しい生き方を修していくことを誓うおつとめをします。これを「修正会」といいますが、この法会は、聖武天皇が諸国の国分寺において己の罪を懺悔する「悔過法(けかほう)」という法会をおこなったのが始まりとされています。

お寺では住職が「大般若経」を転読して、仏法の興隆、人類の平和、国土の安全、檀信徒をはじめとして有縁の人々の平安無事を本堂に集った方々と共に祈ります。

大般若会とは「大般若転読祈禱会(だいはんにゃてんどくきとうえ)」の略で、六百巻という膨大な数の「大般若経」を漢訳した中国・唐代の玄奘三蔵法師(げんじょうさんぞうほうし)の徳に感謝の意をあらわし、そのあとに経典の転読をします。

転読とは、経典の初めと終わりの部分のみを読み、中身はパラパラとめくり、その間に陀羅尼(だらに)を唱えるという読み方のことです。一巻を終わるごとに「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と大きな声で唱えますが、その意味は、一切の悪い心を取り除き、清浄な人間として完成することを願うとともに、多くの人もまた平和な日々を送ることができるようにと祈るものです。

この大般若会のとき、仏前に供える札を「般若札」といい、法要が終わったあと檀信徒をはじめ有縁の人たちに配ります。家門吉祥(かもんきっしょう)・災除魔障(さいじょましょう)などの祈りがこめられた、この般若札は各家庭の護符ですから、家の入口に貼って魔除けにするといいでしょう。

また、参加者お楽しみの大きなダルマの福引をします。参加者にはもれなく干支を差し上げますのでぜひお楽しみにお越しください。

  • 日時:1月1日 0:00〜、2日 3日 7:30〜
  • 場所:地福寺 本堂にて

1月16日 お寺まいり

昨年のようす
本年も、1月16日のお寺まいりでは、女性部の方々の手によるつるし雛の展示を行います。華やかに飾られた本堂に、ぜひお越しください。

  • 日時:1月16日 終日
  • 場所:地福寺 本堂にて
  • 備考:女性部によるつるし雛の展示

昇天の竜

地福寺の近く、鎮魂の森に屹立しておりました昇天の竜(作:城所ケイジ氏)ですが、風雨にさらされて根本が朽ちつつありました。

このままにしておくと危険なため、保存方法を検討しておりました。

地福寺の本堂に安置するため、現在は本堂前にて乾燥させております。

地福寺にお越しの際には、本堂前に安置しておりますので、お近くでご覧になってみてください。竜の顔が間近に拝めるのは本当に貴重な機会です。


犠牲者の魂 安らかに - 被害木で10メートル昇竜 (三陸新報 平成24年7月29日)


気仙沼市階上の地福寺向かいの被災地で、チェーンソーアート第一人者の城所ケイジさん(45)が、津波被害を受けた木を使って昇竜のモニュメントを制作している。

城所さんは全国の被災した寺院に鎮魂や早期復興を願い、竜の彫刻を寄贈しており、先日、本吉町の浄福寺にも2対の竜を製作、寄贈した。

今回も大、中、小のチェーンソーだけを使い、津波被害を受けた約10メートルの杉に竜を彫っている。

樹齢100年以上を数える木は、明治三陸津波で高台移転した住民が植えたものという。今回の震災で犠牲になった小学校教諭 畠山登美子さん(当時52)の自宅があった場所でもある。

城所さんは「犠牲になった人たちの魂が、安らかに天に昇ることを願っている」と語り、夏の日差しを受けながら懸命に作業を続けている。きょう29日には地面から天に向かう昇竜が出来上がる予定だ。

周辺は住民による「海べの森をつくろう会」の森の防潮堤の先駆けになる場所で、同会では、震災前に詠んだ畠山さんの歌碑を造るなどし、竜のモニュメントと合わせて鎮魂の森としての整備も目指している。

片山秀光住職は「被災を絶対に風化させてはならない。減災や住民の命を守る目的で植えた杉を使った竜が、亡くなった魂を天に導いてくれるはず」と話した。(引用)

国技館通り商店街 会長 田宮和夫様より、気仙沼の皆様へのお手紙

国技館通り商店街(東京・両国)会長の田宮和夫様より、気仙沼の皆様にお手紙を預かっております。

「地福寺出開帳両国回向院ならびに、両国まるごと気仙沼フェスタの御礼

拝啓

晩秋の候、皆様方におかれましては、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。

この度は、両国の地で開催されました、「地福寺出開帳両国回向院」ならびに、「両国まるごと気仙沼フェスタ」へご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

お陰様をもちまして、11月8日から24日までの期間中は事故もなく、また大勢のご来場者をお迎えし盛大に開催することができました。

すべてのご来場の皆様が、忘れかけた震災の復興に想いを寄せ、個人としてできる限りの商品の購入で支援の意をご表明くださいましたこと、私どもの心に深く響いております。

慣れない商品の販売を通して、人は温かくそして慈悲深いことをあらためて感じさせていただきました。

このご縁を頂戴し、今後も気仙沼の皆様と国技館通り商店街が、より一層の深きご縁となりますよう、そして被災されたすべての地域が復興され、さらなるご発展をされますよう心より祈念いたしまして、御礼のご挨拶とさせて頂きます。

敬具」

2014年12月4日木曜日

2015年3月10日 毎歳忌 筑前琵琶奏者 川村旭芳 演奏会

2015年3月10日の夜、地福寺では東日本大震災 毎歳忌をとりおこないます。

東日本大震災 毎歳忌としての法要を営み、筑前琵琶奏者の川村旭芳さんを迎えて、亡き人々を偲びたいと考えています。

詳細については改めてご覧の地福寺のホームページにてお知らせいたします。

地福寺 年末の催しについて

地福寺の周辺は数日前から突然 冬の気候になりました。とても寒い風が吹いていますが、雪はまだなく、雨が降り続いております。本日は雨こそ降っていませんが、灰色の空が重くのしかかっています。

地福寺で営まれる年末にかけての催し物をご紹介いたします。

成道会(12月8日)

12月8日は、お釈迦様がインド・ブッダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれた日で、仏教徒にとりましては降誕祭、涅槃会と並んで大切な報恩感謝の日です。

地福寺では成道会を行いますので どうぞ、ご参詣ください。

除夜の鐘ご案内(12月31日)

今年もあわただしく過ぎ去ろうとしております。

何かと気ぜわしい年の暮れほど、静かに自分を省みる時間が欲しいものです。

今年も大晦日の午後11時30分より除夜の鐘を撞き、12時より本堂で新年の祈りを修します。



ご参加された方には縁起物をプレゼントいたします。多くの皆様のご参拝をお待ちしております。
地福寺ではとても空が広く見えるため、季節ごとの空気をとても敏感に感じることができます。お近くをお通りの際にはぜひ、気軽にお立ち寄りください。


地福寺の近く、海辺の森をつくろう会で植樹した木々も、少しずつですが確実に成長してきています。地福寺からは歩いてすぐの距離にありますので、ぜひこちらもご覧頂ければ幸いです。

津波から命を守るために

津波から命を守るには、避難するしかありません!
  • 海岸で大きな揺れを感じたら・・・
  • 津波警報を知らせる放送やサイレンを聞いたら・・・
  • 避難の呼びかけがあったら・・・
  • すぐに高台や津波避難場所あるいは津波避難ビルなど頑丈な建物のできるだけ上の階に避難しましょう。
  • 海の中にいる人に知らせてください。
  • 自動車での避難はやめましょう。

海辺の町に着いたら・・・

  • 津波避難場所と避難経路を確認しましょう。
  • 防災行政無線やテレビ・ラジオなどでお知らせする津波警報・津波注意報や地震情報に注意しましょう。
津波の特徴
  • 津波の力はとても強く、たとえ50cmの津波でも立っていることはできません。
  • 津波は必ずしも引き波から始まるわけではありません。突然、押し波で襲ってくることがあります。
  • 津波は第一波より、二波目・三波目など、後からやってくる波の方が高いことがあります。特に遠く離れた外国などの地震による津波では、第一波から数時間後に最大の波となることがあります。
津波警報・注意報、地震情報などはインターネットや携帯端末でも確認できます。
「津波から命を守るために」(国土交通省 気象庁 仙台管区気象台)から抜粋させていただきました。

11月27日 地福寺の本尊地蔵菩薩坐像が帰山いたしました

11月27日午前、出開帳により東京・両国の回向院に遷座されていた本尊地蔵菩薩坐像が地福寺に帰山し、安座法要を営みました。

現在は地福寺本堂にいらっしゃいますので、お越しの際にはぜひおまいりください。

11月29日 「明日に向かって」渋民振興会講演会(一関市大東町)

撮影:梅津覚太郎
11月29日、一関市大東町渋民にて、渋民振興会講演会が催され、片山住職が率いる「カッサパ(三迦葉)」が「明日に向かって」と題して講演を行いました。

また、会場では「宮城・気仙沼津波被災写真展」が開かれ、梅津覚太郎氏が撮影した写真を中心に59点の写真が展示されました。

渋民振興会の菊池紘一会長は、「気仙沼は隣町と言ってもいい近所で、渋民と交流のある人もいる。災害は決して人ごとではないことを改めて感じてほしい」と話しています。

12月3日 秋元順子さんのコンサートに行ってまいりました

12月3日、東京エレクトロンホール宮城で開催されました、歌手の秋元順子さんのコンサート「10th Anniversary 秋元順子コンサート 2014 〜歌ある限り、愛のままで生きる〜」に行ってまいりました。

秋元順子さんは、地福寺に何度もお越しいただき、コンサートを開いて頂いておりますので、気仙沼の皆さんにはすっかりお馴染みですね。

秋元順子さんのコンサートツアー「10th Anniversary 秋元順子コンサート 2014 〜歌ある限り、愛のままで生きる〜」は、12月5日には愛知で2公演、12月17日に中野サンプラザホールで千秋楽を迎えます。

秋元順子(歌手)

  • 出身/東京都 深川生まれ
  • 誕生日/1947年6月21日
歌手生活の始まりはハワイアンバンドであるが、スタンダードやシャンソン、カンツォーネ、ラテン、ポップス、民謡、歌謡曲…などジャンルを問わず幅広くライブ活動をする中、デビュー曲「マディソン郡の恋」と出会い2004年4月にインディーズで発売。
映画「マディソン郡の橋」をモチーフにした切ない大人の恋物語を、ルンバのリズムにのせた哀愁溢れるアレンジと、秋元順子の伸びやかで心に沁みる歌声が、一度聞いたら忘れられないと大評判に。

インディーズ発売直後から口コミで広がり、有線問い合わせランキングで連続1位になり、2005年7月メジャーデビュー。

秋元順子 オフィシャルサイト

2014年11月19日水曜日

11月30日まで 松島紅葉ライトアップ 2014

 11月30日(日)まで、松島の円通院 ほか で松島紅葉ライトアップ 2014イベントが開催されています。(期間中毎日17:30〜21:00 イベントの詳細については松島観光協会のホームページをご確認ください)

地福寺に招待券が若干ございます。ご希望のかたは地福寺にお越しの際にお声がけください。


11月24日まで 地福寺出開帳 両国回向院



地福寺出開帳 両国回向院は、11月24日(月曜祝日)まで続きます。

動画は11月16日(日曜日)に開催しました、節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)のライブの様子です。たくさんのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございます。

節語り説法ユニット「カッサパ(三迦葉)」
節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉):被災地気仙沼から発信。励ましと慈しみの節語りと音楽で、未来への光をさししめす。国際的ジャズドラマーであるバイソン片山の実兄・片山秀光和尚率いる唄と語りの説法グループ「カッサパ(三迦葉)」。故郷の人々を励まし続け、被災された人々を慈しみ一日も早い復興をとの想いを世に発信していかなければならないと活動を再開しました。禅の教えを元にした法話と音楽で、被災地の現実を語り唄う「語り部」として全国行脚を続けています。

11月24日までの「地福寺出開帳 両国回向院」の会期中はたくさんの催しが行われます。

気仙沼津波被災写真展のようす(撮影: 梅津 覚太郎)
回向院2階では、気仙沼津波被災写真展が開催されています。

気仙沼から駆けつけている浜焼きチーム(撮影: 梅津 覚太郎)
回向院境内では、まるごと両国 気仙沼フェスタが開催されています。会期中は気仙沼の物産店が出店されているほか、土日祝日には気仙沼の海の幸を浜焼きでお楽しみ頂けます。

節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)11月16日演奏時のようす(撮影: 梅津 覚太郎)
片山秀光住職の法話は11月24日(月曜・祝日)11時から、節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)の公演は23日(日曜)14時からの開催となっております。

この他、毎日たくさんの催しが行われております。

東京近郊にお住まいの方や、お近くに立ち寄られた際には、ぜひ両国回向院にお越しください。(催しについてくわしくは両国回向院のホームページにてご確認ください)

※動画を投稿されたのはラッキーウイングさん、というバイク専門店です。この場を借りて御礼申し上げます。
youtubeから引用:東京は下町 両国を拠点にオートバイの販売・修理・カスタム・車検等、オートバイに関するあらゆる業務を行っております。このyoutubeチャンネルは当店の販売車両や整備記録、たまにバイクとは関係の無い動画まで、あらゆる方々にご覧頂きたく配­信をしております。気になるバイクやご質問があれば是非、以下HPよりお問い合わせ下さい。ラッキーウイングyoutube概要から引用させていただきました

11月29日 「明日に向かって」一関市立渋民公民館 集会センター

11月29日(土曜日)13:30〜、一関市立渋民公民館 集会センターにて、「明日に向かって 〜めげない 逃げない くじけない〜」(三味線演奏と共に)が開催されます。

東日本大震災の被災を受けた住職が語る

「明日に向かって」

2011年3月11日午後2時46分東日本大震災が発生。多くの命・財産を失ったあの出来事を思い起すのもつらい事ですが、この出来事を風化させることなく親から子へそして孫へと受け継がれながら言い伝えていくのが私達の役目ではないでしょうか。これからも起こりうる災害に対し私たち住民が地域一体となって何をすべきかを考えていかなければならないと思っています。
あの時誰しもが「まさか」と思っていたあの瞬間を自らが被災に遭われながらも被災者を探し歩き、慰め励ましながらこの3年間元気に生きることを教え全国は及ばず、世界にもその実態と復興支援の感謝を節語りで説き歩いているご住職のお話です。(パンフレットから引用)
  • 日時: 11月29日(土曜日)13:30〜
  • 場所: 一関市立渋民公民館(集会センター)
  • 講師: 気仙沼市波路上 愛宕山地福寺 住職 片山秀光和尚
  • 演題: 「明日に向かって 〜めげない 逃げない くじけない〜」(三味線演奏と共に)
  • 入場料: 無料

同時開催として気仙沼市街地など震災発生時からの記録写真を次のとおり展示します。

  • 期間: 11月27日(木)〜29日(土)9:00〜17:00
  • 場所: 一関市立渋民公民館(集会センター)
(主催: 渋民振興会)

11月24日 JUNK LIVE FIRST in Kesennuma 〜小川ロン&金海たかひろ〜

11月24日18時〜、K-port(気仙沼港町)にて「JUNK LIVE FIRST in Kesennuma 〜小川ロン&金海たかひろ〜」が開催されます。

  • 日時: 2014年11月24日 18:00開場 18:30開演
  • 会場: K-port 気仙沼市港町1-3
  • 前売券: 3,500円 / 当日券: 4,000円(ワンドリンク付)
  • 主催(問合せ先): ライブコンサート実行委員会(代表: 多喜子)090-4310-6825

小川ロン

1975年、フォークデュオ JUNK(ジャンク)として、「鵜戸参り」(作詞作曲:小川ロン)でCBSソニーよりデビュー。シングル4枚をリリース。1977年解散。「鵜戸参り」はその後、香港において「無奈」というタイトルでテレサ・テンらによりカバーされ大ヒットした。JUNK解散後、仙台を拠点にソロで活動、NHK仙台FMでパーソナリティーをつとめる。1988年、活動の拠点を京都に移し、ギター一本を抱え全国各地でのライブをはじめ学校や施設など精力的に演奏活動を繰り広げている。2005年、初のソロCD「巡礼」をリリース。続いて「迷い草」を発表。好評を得ている。気仙沼でのライブは15年前からほぼ毎年開いており多くのファンをもつ。JUNKとしては初のライブとなる。

金海たかひろ

1971年、「高石ともやとナターシャセブン」のメンバーとしてプロ活動開始。1973年、小川ロンとフォークデュオJUNK結成。1977年解散。1978年「ユイ音楽工房」に入社。伊勢正三のマネージャーを経た後、南こうせつ、高石ともやなど多くのアーティストのレコードやCDを制作。プレーヤーとしても吉田拓郎、長渕剛、山本コータローらとライブやCD制作で共演を重ねている。TVではTBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」でおやじバンドの演奏指導を行った。演奏楽器はアコースティックギターの他マンドリン、バンジョーと多彩である。

2014年11月12日水曜日

地福寺出開帳 両国回向院の様子



地福寺出開帳 両国回向院の様子をyoutubeにアップされている方がいらっしゃいましたので、ご紹介させていただきます。

投稿されたのはラッキーウイングさん、というバイク専門店です。この場を借りて御礼申し上げます。

youtubeから引用:東京は下町 両国を拠点にオートバイの販売・修理・カスタム・車検等、オートバイに関するあらゆる業務を行っております。このyoutubeチャンネルは当店の販売車両や整備記録、たまにバイクとは関係の無い動画まで、あらゆる方々にご覧頂きたく配­信をしております。気になるバイクやご質問があれば是非、以下HPよりお問い合わせ下さい。ラッキーウイングyoutube概要から引用させていただきました

地福寺出開帳 両国回向院についてくわしくは両国回向院のホームページにてご確認ください。

まるごと両国 気仙沼フェスタがはじまりました


11月8日〜11月24日まで開催されています「地福寺出開帳 両国回向院」と同時開催のイベントが、「まるごと両国 気仙沼フェスタ 東日本大震災復幸支縁」です。

回向院境内を会場に、気仙沼の物産市や気仙沼の海の幸を味わえる浜焼き(牡蠣や帆立などが大人気だったそうです)、両国の商店街では気仙沼の食材を使った連動メニューが楽しめます。

詳細は国技館通り商店街のホームページ、もしくは両国回向院のホームページにてご確認ください。
橋本茂善さん(気仙沼観光コンベンション協会)と

片山秀光住職の法話、カッサパ(三迦葉)の公演 地福寺出開帳 両国回向院

片山秀光和尚の法話のようす
11月24日まで両国回向院にて開催されています「地福寺出開帳 両国回向院」では、様々な催しが予定されています。

節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)の公演のようす

11月9日には片山秀光住職による法話と、節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)の公演が行われました。
節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉):被災地気仙沼から発信。励ましと慈しみの節語りと音楽で、未来への光をさししめす。国際的ジャズドラマーであるバイソン片山の実兄・片山秀光和尚率いる唄と語りの説法グループ「カッサパ(三迦葉)」。故郷の人々を励まし続け、被災された人々を慈しみ一日も早い復興をとの想いを世に発信していかなければならないと活動を再開しました。禅の教えを元にした法話と音楽で、被災地の現実を語り唄う「語り部」として全国行脚を続けています。

11月24日までの「地福寺出開帳 両国回向院」の会期中はたくさんの催しが行われます。

一部を抜粋してご紹介しますと、片山秀光住職の法話は11月24日(月曜・祝日)11時から、節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)の公演は16日(日曜)14時から、23日(日曜)14時から、気仙沼の海の幸が楽しめる浜焼きは15日(土曜)、16日(日曜)、22日(土曜)、23日(日曜)、24日(月曜祝日)などがあります。

東京近郊にお住まいの方や、お近くに立ち寄られた際には、ぜひ両国回向院にお越しください。(催しについてくわしくは両国回向院のホームページにてご確認ください)

地福寺出開帳 両国回向院がはじまりました

明戸虎舞打ちばやしが浄道場の儀式をつとめました
11月8日、両国の回向院にて、「地福寺出開帳 両国回向院」が始まりました。

回向院の参道にて、岩井崎の塩で場を掃き清め、気仙沼市の明渡虎舞打ちばやしによって浄道場(じょうどうじょう、場所を清めるための儀式)が行われました。

その後、地福寺の本尊延命地蔵菩薩坐像の遷座(せんざ)、開闢(かいびゃく)の儀式をとりおこない、ご覧のように出開帳がはじまりました。

地福寺の本尊延命地蔵菩薩坐像(中央)
地福寺出開帳 両国回向院」は、11月24日(月曜・祝日)まで開催しております。この催しについて詳しくは回向院のホームページにてご確認ください。

2014年11月7日金曜日

11月8日から24日まで 地福寺出開帳 両国回向院(東京・両国)



11月8日から24日まで、東京・両国の両国回向院にて、地福寺出開帳/まるごと両国 気仙沼フェスタが開催されます。
あの大震災から3年... 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市地福寺のお地蔵さん(本尊延命地蔵菩薩坐像)に回向院にお越しいただき、亡くなられた多くの方々のご供養と被災地の復興を祈ります。出開帳は、回向院で江戸時代から続く行事で、「平成の出開帳」は昨年5月の信州善光寺の出開帳に続き、2回目になります。「お地蔵さんとの結縁により復興の光」を届けたいという想いを込めて、「復”幸”支”縁”」として収益を全て被災地支援に充てる予定です。(パンフレットより)

会期中は、東京・両国の回向院にて地福寺の本尊延命地蔵菩薩坐像を拝観いただけます。

出開帳は、普段拝むことのできない寺院の本尊などにお越しいただき、一定期間参拝できるようにする行事で、江戸時代は回向院で度々開催されていました。安永7年(1778年)の善光寺出開帳では60日間で1603万人の参詣があったと云われています。

今回お地蔵さんがお越しいただく地福寺は、宮城県気仙沼市波路上に位置し、東日本大震災で津波にのまれました。同寺は、明治29年6月にも三陸大津波の被害を受け、壊滅状態となった地であり、あの日、再び大きな被害を受けました。九死に一生を得た片山秀光住職は「多くの人がこの地を去るかもしれないが、寺が残って頑張らないと、離れた人が戻ってくる場所、心の古里がなくなる」と語ります。合言葉は「めげない にげない くじけない」。住職が階上中の体育館に張った、被災者を励ます言葉です。(パンフレットより)
節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)
また、会期中は回向院にて様々な催しが行われます。本ページでは片山和尚、音楽説法グループカッサパ(三迦葉) 、気仙沼の郷土芸能、浜焼きに絞ってご案内をさせていただきます。

  • 気仙沼の郷土芸能「明戸虎舞打ちばやし」11月8日(土)11:30〜 / 12:30〜 回向院境内
  • 法話 片山秀光(地福寺住職) 11月9日(日)24日(祝)11:00〜
  • 節語り説法ユニット カッサパ(三迦葉)ライブ 11月9日(日)16日(日)23日(日)14:00〜
  • 浜焼き(気仙沼の海幸) 11月8日(土)9日(日)15日(土)16日(日)22日(土)23日(日)24日(祝)
地福寺出開帳 両国回向院の詳細については両国回向院のページをご覧ください。

祝 大本山佛通寺管長就任 凌雪軒猊下

凌雪軒猊下と
佛通寺の管長に就任された凌雪軒猊下は片山和尚の大親友で、東日本大震災直後には奥飛騨の禅通寺から檀家さん5名と共に当地へ救援に駆けつけました。人力作業ではならじ、と自坊に舞い戻り、ユンボを持って再度波路上に入りました。当地で獅子奮迅の働きをされたのは猊下が法堂で高らかに宣言された「動く禅」と「動け禅」に他なりません。

東日本大震災直後に撮影、左端が凌雪軒猊下

「私たちがガレキを片付けるから、お前はなくなった方々のところに行ってお経を読め」と心強い援護をしてくれたのが記憶に新しく、今思い出しても熱いものがこみ上げてきます。

救護所の階上中学校の片隅にワゴン車を置き、そこをねぐらに震災直後から十数日、活動されました。

その親友が一山の管長に三顧の礼をもって迎えられ、就任したその晴れ姿に、地福寺でも15名が御祝いの横断幕を持って駆けつけました。


凌雪軒猊下には大変よろこんで頂き、少しでも恩返しが出来たのでは、と思っています。