地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2017年9月30日土曜日

本日の地福寺(2017年9月30日、くもり)


本日の地福寺周辺はくもり、昼前ころまでは汗ばむような天気だったのですが、午後になって風が吹くと、小雨が降りはじめ気温が下がってきました。

お寺では日中まで法事があり、午後は少しゆったりした空気が流れています。秋のお彼岸がおわり、お寺にとっての夏が一段落したからでしょうか。

先日から地福寺に新しく加わった仲間の自己紹介ビデオをこれから撮影するところです。

2017年9月26日火曜日

海の殉難者慰霊祭を開催いたしました


平成29年9月26日、地福寺本堂にて海の殉難者慰霊祭をとり行いました。朝からたくさんの遺族があつまり、皆で慰霊を行いました。

気仙沼周辺の寺院の住職が宗派を超えて集まり、皆でお祈りをするというのは大変珍しいことです。


片山住職からのご挨拶から引用させていただきます。

「秋のお彼岸は色々お忙しい、でもその手をちょっと休ませて仏さんに手を合わせる、というのはとても大事です。

取るつかむ、手を休めての 彼岸かな

本日はお集まりいただきましてありがとうございました。」

2017年9月1日金曜日

浜松から高校生の皆さんがいらっしゃいました


つい先日のことです。静岡の浜松から、高校生の皆さんがいらっしゃいました。東北スタディーツアーということで、東日本大震災の被災地をめぐり、色々な体験談や実地での見学を通して色々な学びを得られているとのこと、音楽説法グループ カッサパの曲とともに、語り部としてお話をさせて頂きました。(浜松といえば、方広寺にてカッサパで演奏させて頂いたのが忘れられません:既報

引率をされていた渡邉 寛さんの記事から抜粋させていただきます。
ツアーというより、高校一年生にとっては、ある意味、現代版の冒険かもしれない。父兄も先生も同行しない。初めて会うに等しい仲間やコーディネーターやサポート隊と共に、見知らぬ土地を訪ね、その土地の人と話し、触れ合う。震災や震災後の今を学ぶ。被災した方々から、人の暖かさを感じ、一歩踏み出す勇気をいただき、防災・減災以上の今後の『生き方』を考える。自分の行動に責任を持ち、自分の行動を考える。
高校生には、小さな一歩でいいから、その一歩を積み重ねて欲しいと願う。高校生にとっては、ここがスタート。
話を聞くと、バス車中泊でいらっしゃって、滞在中は寝袋で過ごすとのこと。東日本大震災の体験とのことでしたが、きっと大変だったのではと思います。みなさん無事に戻られたとのこと、本当にお疲れ様でした。


本日の地福寺(2017年9月1日、快晴)


今日は快晴、地福寺の寺務所からは抜けるような青空しか見えません。陽のあたる場所は太陽の熱を存分に感じられますが、日陰に入ると風は涼しく、秋を感じます。


境内ではトンボが戯れ、時折空にはうろこ雲が見えます。今年は本当に、夏を通り越して秋が来てしまいました。


海に目をやると白波が大きく立っており、嵐の前の雰囲気が感じられます。ただ海の写真を撮っても、真夏と比べるとどことなく秋っぽさがありますね。雲の様子でしょうか。


廊下に貼ってあったポスターを紹介します。近くの階上中学校の運動会のポスターです。先日、浜松からのお客様に東日本大震災の語り部をした時には、当時の避難所とお話した階上中学校ですが、明日は元気に運動会をするそうです。勇躍!勇ましいですね。


9月に入るとあちこちでコンサートなどの催し物があるようです。上の森村献さん(ラテン・ジャズ)のコンサートも、下のさだまさしさんのコンサート(はまらいんや気仙沼フェスティバルも、どちらも22日金曜日。どちらにしようか、と迷えるのもなかなか贅沢な悩みですね。気仙沼にはたくさんのミュージシャンの皆さんがいらっしゃってくださっています。日常の暮らしから少し離れて、音楽に浸る贅沢がある、というのは大変素晴らしいことです。