たくさんの年賀状を地福寺にお寄せ下さり、本当に有難うございます。
地福寺では1月15日〜16日の2日間にわたり「吊るしびな」の展示会を開催いたします。
これは地福寺の震災前からの正月行事で、平成24年は東日本大震災により休まざるをえませんでしたが、その1年後、有志の作品でなんとか再開し、まだ痛々しくあちこちに瓦礫が散らばっていた被災3年目には、こんな時だからこそみんなの目を楽しませよう、心を和ませようと、地福寺女性部れんげの会会員の三浦悦子さん、三浦幸子さんが折を見てはつくった作品を中心に数百点が展示されました。
そして女性部の会員が、訪れた方々の「お・も・て・な・し」にあたり、お正月詣りに訪れる檀家さんや来客の皆さんの目を楽しませ、心をなごませておる行事です。
何よりも心待ちにしているのは、会場となる地福寺の本堂奥にある慰霊の間の、波路上地区の物言わぬ被災物故者161名の方々です。
東日本大震災から6年、私たちは「鎮魂なくして復興なし」をモットーに平成29年の幕をあけ、一足早い春をお届けいたしたく存じます。
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