地福寺(気仙沼)

地福寺(気仙沼)
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2015年9月19日土曜日

9月22日 森村献スペシャル with 志村享子(Vocal)K-port(再掲)


気仙沼では6度目の開催となる、日本を代表するラテンミュージシャンによるライブコンサートをお知らせいたします。

森村献スペシャル with 志村享子(Vocal)


  • 日時:2015年9月22日(火・祝)18〜20時(開場17時半)
  • 会場:K-port(ホームページ
  • 入場料:予約2,500円、当日3,000円(1ドリンク付、中学生以下無料)
  • ご予約/お問い合わせ:K-port(0226-25-9915)、「東北に音楽を届ける会」市毛 090-1880-6642 hola.yukikoichige@gmail.com
  • 出演:森村献(ピアノ)from 熱帯ジャズ楽団、小泉哲夫(ベース)、伊波淑(パーカッション)from Orquesta De La Luz
  • ゲスト:志村享子(ボーカル)

10月3日 「第4回 海べの森の植樹祭」(再掲)


10月3日、NPO法人 海べの森をつくろう会が主催の「第4回 海べの森の植樹祭」が開催されます。

地福寺の近く、波路上原118−1を会場に、15種類2000本の植樹を行うということです。

現在、参加者を募集中とのこと、ご希望の方は海べの森をつくろう会 ホームページにてご確認ください。

2015年9月11日金曜日

本日の地福寺(2015年9月11日、大雨)


片山住職が「自然の猛威にただただ驚愕 、」とおっしゃられているように、この大雨による多大な被害の情報が次々と入ってきています。

気仙沼では昨晩から特別警報や土砂災害警戒情報、避難準備情報が発令されていましたが、河川の決壊などの情報は無く、現在は収束してきているようです。

この写真を撮影したのは14時半頃なのですが、ほんの一瞬だけ太陽が覗き、影がはっきりしました。


週末は晴れの予報です。もうこれ以上被害を拡大せず、収束してくれることを切に願います。


地福寺から肉眼で確認できるほど、波が高く、強く飛沫を上げています。


10月3日 「第4回 海べの森の植樹祭」


10月3日、NPO法人 海べの森をつくろう会が主催の「第4回 海べの森の植樹祭」が開催されます。

地福寺の近く、波路上原118−1を会場に、15種類2000本の植樹を行うということです。

現在、参加者を募集中とのこと、ご希望の方は海べの森をつくろう会 ホームページにてご確認ください。

「忘れないで下さい」

自然の猛威にただただ驚愕 、
東日本大震災から四年半、今日 月命日



「忘れないで下さい」片山詠 作詞

忘れないで下さい あの日あの時を
忘れないで下さい

風サワサワと 瓦礫の街に
残る爪痕を なぞっている

思い出は皆 砕かれても
胸に受け止めて 残してるのに

時の彼方に 連れ去ってしまう
風はまだ 吹き荒れている
止んではいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

覚えていて下さい あの日あの時を
覚えていて下さい

波ザワザワと 黒波岸に
刻んだ傷跡を 洗っている

思い出は皆 つぶされても
両手につつみ受け 抱えてるのに

時がすべてを 連れ去ってしまう

波はまだまだ 押し寄せている
引いてはいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

時の彼方に 連れ去ってしまう
風はまだ 吹き荒れている
止んではいない

忘れないで下さい あの日を
忘れないで

2015年9月4日金曜日

本日の地福寺(2015年9月4日、曇り/晴れ)


本日の地福寺は曇り、時折晴れ間がのぞき涼しい気候です。
つい先日まで暑い暑い、と言っていたのがずっと前のようにも思えます。


この活け花は池坊師範の鈴木優月さん(地福寺花園会女性部れんげの会の庶務をつとめられています)が定期的に活けてくださっているものです。

地福寺ホームページでは「ご祈祷」「体験(座禅、講話など)」のページをご用意いたしました。今後内容を充実してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

秋彼岸「信心とは、心の方向転換である」


お彼岸は「彼の岸」(向こう岸)つまり仏さまの世界であり、悟りの世界のことです。この「ヒガン」に「日願」という字が当てられることがあります。

日本人は、お日さまをとても大切に拝んできました。ですから、太陽が真東から出て真西に沈むとともに、昼と夜の長さが同じ秋分(春分)の日は、とりわけ重要な節目だったのです。あるお経に、東方は薬師如来の浄土だとされています。つまり、お彼岸の朝、まず東の朝日を拝むことは、病気を治し安楽を与えてくださる薬師さまに健康を願う、日願(お日さまに願う)になるのです。そしてもちろん西方は、阿弥陀さまの極楽ですね。仏さまを固く信じて亡くなったり、また供養を受けたご先祖さまは、ここで心安らかにお過ごしだと信じられています。即ちお彼岸に沈む夕日に手を合わせれば、そこは正真正銘、真西の極楽の方向であり、夕日にご先祖様の安らぎを願う・・・日願となるのです。

朝は東に家族の健康を祈り、夕には西にご先祖さまへの感謝の祈りを捧げる。では日中は・・・?ご供養やお墓参りはもちろん大切です。でもそれだけでは足りません。お彼岸の一週間は、お釈迦さまの教えに親しんで、私たちの住む迷いと苦しみ多きこちら岸(此岸)から、安らぎの向こう岸(彼岸)に目を向けて努力していこうと、自らの生き方を謙虚に見直して、信心を新たにする期間でもあるのです。

人の一生は、
おてんとうさまと握飯を負うて、
風光佳なるところに遊ぶが如し。
人に喜んでもらうことをもってのみ、
おのれを活かす道と知るべし。
(仏教研鑽会『日票式人生読本』より)

という味わい深い言葉があります。私たちは誰もが、生きるために必要なものをすべてタダで与えられて、景色の美しいところを巡りながら、一生かけて旅をすることを許されています。その私たちができる唯一の恩返しは、ご縁あって同じこの社会に生かされているお互いが、やさしい気持ち(慈悲の心)を向け合って、仲良く暮らすしかないという教えでしょう。

このお彼岸の一週間、まずは「わたし」から、この方向に一歩進んでみませんか?